Xperiaのスマートフォンやタブレットのみならず「Xperia Touch」や「Xperia Hello!」などが登場したことで、何かとUSB機器を接続して使う機会が増えてきました。
スマートフォンへのUSB機器の接続には、新登場のバッファロー製USBハブ「BSH4A120MBBK」が非常に便利です。
USBハブは、もともとPCに複数のUSB機器を接続するための分配機として使っている方も多いはず。特にUSBポートがひとつしかないスマートフォンでは、接続したいデバイスがいくつもある場合には、抜き差しして使うしかありません。しかしながら、USBハブを使えば複数の機器を同時に利用できるようになります。
市場には多数のUSBハブがあり、どれでも良さそうに思えるのですが、実際に使うと何かとめんどうな事態に出くわすことが多いのも事実です。XperiaシリーズのUSB端子ひとつとっても、従来はmicroUSBでしらが2016年後期の「Xperia XZ」や「Xperia X Compact」を境にUSB Type-Cに変わりました。
意識せずUSBハブを接続しようとすると端子形状が異なるため接続できず、アダプターを探すことになったりします。BSH4A120MBBKはmicroUSB端子を搭載しており、最初からUSB Type-C変換アダプターが接続されているので、Xperiaによっていつでも差し替えできます。オマケに予備パーツとしてUSB microB to Type-A変換アダプターも付属しているので、PCでも問題なく利用できる汎用性の高さが魅力です。
本体サイズはおよそ82×44×15mmで重量は約67g。USBハブ本体部分は、正面側に3ポート、側面に1ポートの全部で4ポートです。たとえば、接続したままで使用するUSB機器を正面に、そしてよく抜き挿しするUSB機器を側面の1ポートに接続するといった使い分けができます。
BSH4A120MBBKは過電流過電圧防止回路に加えて、発熱や破損を軽減する大口径のDCジャックを採用。消費電力の大きい機器が電力不足で使えないという場合でも、コンセントから給電できる5V/2AのACアダプターが付属しています。
このおかげで、ポータブルDVD/ブルーレイドライブやポータブルHDDといった消費電力が大きいUSB機器をUSBハブ経由で使うことができます。
消費電力が小さいUSBメモリーやマウス、キーボードなどであれば、コンセントから給電しなくてもそのまま使えますが、Xperiaのバッテリー消費を少しでも回避する意味でも、USB機器への電源供給をコンセントからまかなえるというのは心強いものがあります。ただし、ACアダプターを接続したUSBハブ経由でXperiaに給電できるかというと、残念ながらできません。
Xperia Touchのようにスクリーンを床面や壁面に照射する場合、本体の底面にあるUSB端子への接続がめんどうだったりします。こういった時にも、約1mのケーブル長でUSBハブを手元までを持ってこられるので、何かと重宝します。
とはいえ、無理にUSBで接続しなくてもマウスやキーボードならBluetooth接続のほうが配線もスッキリするし良いかと思われるでしょう。筆者もそう思います。
しかし、長く使っているとバッテリーや電池切れや不意のBluetoothペアリング解除など、USBによる確実な有線接続が重宝する場合もあります。また、カードリーダーを接続してSDカード内のデジカメ画像をXperiaに転送したり、動画や音楽データやファイルなどUSBメモリーから取り込んだりと、複数機器をまとめて使えます。
ほかにも、Xperia TouchにポータブルDVD/ブルーレイドライブを接続して、光学メディアを大画面で楽しむといったオーソドックスな使い方も可能。ふだんは無くても困らないようで、手元にひとつあるとお役立ち度が高いオススメアイテムです。
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