アメリカの人気YouTuberローガン・ポール(Logan Paul)が昨年末、日本の青木ヶ原樹海で首吊り自殺者の死体を見ながらふざける動画を投稿。動画は600万回再生された。批判を受け、ポールは動画を削除し、今年1月2日に謝罪した。
ポールの謝罪から1週間以上が経過した10日、YouTube運営側はようやく動画についてツイッターに公式声明を出した。しかし内容は「動画を見て、わたしたちも多くの人たちと同じく動揺しました(Like many others, we were upset by the video)」と他人事で、当事者意識が感じられるものではなかった。
YouTubeはポリシーとして「有害で危険なコンテンツ」「暴力的で生々しいコンテンツ」「不快なコンテンツ」の投稿を許していない。にもかかわらず600万回も再生されるまで動画を放置していた理由は何か、納得のいく説明はしていない。
YouTubeはYouTuberの動画にスポンサーからの広告を入れることで収益としている。ちなみにYouTube「急上昇」枠を見てみると、テレビ番組を違法にアップロードした動画が並んでおり、いずれも数十万回再生されている。
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