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アカウント凍結も考慮

Twitter、自殺や自傷行為の助長に対する措置を明確化

2018年02月21日 14時55分更新

 Twitterは2月21日、ヘルプセンターの自殺や自傷行為に関する部分を更新した。自殺や自傷行為を助長するとはどのようなものを含むのか、またそのような行為があると報告された場合に、同社がどのような措置をとるのかについて明確化している。

 同社は自傷行為や自殺の考えを持っている人を支援することや、自傷行為の助長や推奨を禁止している。 例としては、カッティングなど、自分自身を傷つける行為の助長や推奨をすること。過食症、拒食症、接触行動に重大な混乱を引き起こす深刻な病気など、摂食障害の助長や推奨をすること。自殺の方法を教えたり、集団自殺や自殺ゲームに参加したりするなど、自らの命を絶つ行為の助長や推奨をすることなどだ。

 また、助長または推奨と見なされない行動の例としては、 自傷行為や自殺を防止するための調査、擁護、教育に焦点を当てた話し合いや、組織。自傷行為や自殺の考えに対する対処メカニズムやリソースを教えることとしている。

 自殺願望や自傷行為に対するTwitterのアプローチは、コンテンツの種類、そのアカウントが自傷行為を助長または推奨しているかどうか、そのアカウントの違反記録によって異なる。このポリシーに初めて違反した場合、違反と見なされたツイートの削除が要請されるか、アカウントが一時的にロックされてツイートできなくなる。また両方の措置が実施される場合もあるという。

 さらに、ポリシーに繰り返し違反したアカウントや、自傷行為や自殺の助長または推奨のみのアカウントは、凍結される可能性もある。ただし、アカウントが誤って凍結されたと思われる場合は、 異議申し立てを提出できる。

 自傷行為や自殺願望の報告を受けた場合、その信ぴょう性を確認した後に、報告の対象となった利用者に連絡を取る。その際、利用者の心身の安全を危惧して心配している人がいることを伝え、利用可能な相談先などのリソースを共有し、助けを求めるよう勧めるという。

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