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ヨドバシの2018年福袋はファミリー歓喜のラインアップ! ビックは手堅い格安スマホセット

2018年01月01日 17時30分更新

2018年も早朝から東京・秋葉原を駆けずり回って14種類、総額8万1806円ぶんの福袋を購入した

 元日早朝の秋葉原でさまざまな福袋を購入して紹介する毎年恒例のこの企画。今年は14種類で総額8万1806円ぶんの福袋を購入。昨年同様、まずはヨドバシカメラの福袋からチェックしていこう。

やはり箱がデカいヨドバシ
キッチン家電の夢を購入

 ヨドバシカメラでは、「夢のお年玉箱 キッチン家電の夢」を1万円で購入。2017年に引き続いてだ。秋葉原駅には朝5時ぐらいに到着。ヨドバシAkibaに行列が全然ないなと思い余裕をかましていたところ、スタッフに連れられて地下に。地下には我々よりも早く到着した強者達がひしめいていた。

朝5時ぐらいにヨドバシAkiba到着。スタッフに誘導されたのは地下駐車場。寒い屋外と違い、屋内待機は快適

 事前にどの福袋を購入するか決めるため、開店後は福袋のあるフロアに各自が移動して、特に混乱もなく福袋を確保。ちなみに整理券番号は6番だった。

ヨドバシカメラの福袋は、外箱に内容物がプリントされているので開けてからのお楽しみではないが、毎年ぎっしり詰まっており満足感は高い

 キッチン家電福袋の中身は、ファミリーやカップルを強く意識したラインアップだった。まずはトースター。アラジン(Aladdin)というメーカーの製品で、熱伝導率が銅の2~4倍もある「遠赤グラファイト」と呼ばれる素材を発熱体に使っているのが特徴。0.2秒で発熱するので予熱の必要がなく、短時間で調理できるそうだ。食パンでは、外がカリっ、中がふんわりという食感を実現できるとのこと。製品には、ホーロー製の受け皿とコンセプトブックが付属する。実際にヨドバシドット・コムのユーザー評価でも4.75と高得点が付けられており人気のようだ。ヨドバシドット・コムでの価格は1万1380円となっている。

アラジンのトースター。発熱体に熱伝導率に優れる素材を採用したことで、外かカリっ、中はふんわりという食感のトーストを食べられる

 お次は、ビタントニオ(Vitantonio)製のヨーグルトメーカー「VYG-10」。25~60度の無段階温度調節が特徴で、40度前後で発酵する一般的なヨーグルトはもちろん、発酵温度が20~30度と低いカスピ海ヨーグルト、納豆などの発酵食品も作れる。500/1000mlの牛乳パックを移し替えずにそのまま本体にセットしてヨーグルトと作れるので、洗い物の手間や雑菌の混入を防げるのも○。パッケージには、キャップ付き容器×2、牛乳パック用カバー、スプーンが付属する。ヨドバシドット・コムでは現在扱っていないが、販売終了時の価格は5130円だった。なお現在は後継機の「VYG-11」が販売されており、こちらのヨドバシドット・コム価格は5420円。旧モデルのVYG-10との大きな違いは、タイマー機能が搭載されたほか、レシピブックが付属する。

牛乳パックのままセットできるビタントニオ製のヨーグルトメーカー

 さらにビタントニオ製家電が続く。3製品目はポップコーンメーカー「VPC-10」。一般的なバタフライと、チョコソースやキャラメルソースをコーティングしやすいマッシュルームの2タイプを作れる。タイマー機能を搭載しており、調理時間2分で60gのポップコーンが出来上がる。ヨドバシドット・コム価格は4210円。

フレーバーに応じて2種類を作り分けられるポップコーンメーカー「VPC-10」。味付けは同時にはできず、ポップコーンが出来上がってからとなる

 キッチン家電としては定番中の定番である電気ケトルもラインアップ。福袋には、ドリテック(DRETEC)の「PO-323」という製品が入っていた。本体の重さが515gと軽量で、1Lの水を短時間で沸かせる。ヨドバシドット・コムで現在取り扱っていないが、販売終了時の価格は1330円。

1Lの容量がある電気ケトル。重さが515gと軽量

 ラスト5製品目は、タイガーのステンレスミニボトル「MMJ-A048 PA」。同社のステンレス製魔法瓶「サハラ」シリーズの製品で、特徴は190gという軽さ。容量は自販機で売られているロングタイプのペットボトルとほぼ同等の480ml。軽量コンパクトながら飲み口が幅広なので、4.4cm未満の大きめの氷を入れられるのもポイントだ。片手操作できる、ワンハンドロック、ワンプッシュオープンを実現。ヨドバシドット・コム価格は2280円。

タイガーの「サハラ」シリーズに属するステンレス魔法瓶。片手でラクラク操作できる

 福袋の中に入っていた合計5製品のヨドバシドットコム価格の総計は2万4330円。福袋の価格の1万円を差し引くと1万4330円もお得だ。

ビックカメラはSIMフリースマホと
格安SIMのお得なセット

ビックカメラの「格安スマホ福箱」。袋はソフマップブルーとビックカメラレッドが基調色となっていた。福箱自体はビックカメラレッドの統一感のあるデザインだ

 ビックカメラAkibaで8618円でゲットしたのは「格安スマホ福箱」。ASUS(エイスース)のSIMフリースマホ「ZenFone 3 Laser」と「IIJ BIC SIM音声通話パック」が含まれていた。

1世代前のZenFone 3シリーズに属する「ZenFone 3 Laser」。LaserのZenFone 4版はリリースされていないので、最新機種といえば最新機種

 同社の最新ラインアップはZenFone 4シリーズだが、ZenFone 4 Laserという機種は現在のところ出ていないので現状では最新機種と言えるかもしれない。特徴は、0.03秒で合焦できるオートフォーカスと電子式の3軸6方向の手ぶれ補正機能。背面カメラは1300万画素でF2.0のレンズを搭載する。そのほか、リアルタイムHDRや通常の4倍の解像度となる5200万画素で撮影できる「超解像度」モードなども備えている。

福箱に入っていたのはゴールドモデル。Androidのバージョンは6.0.1だった

 5.5型の液晶パネルを採用し、画面の解像度は1920×1080ドットのフルHD。指紋認証センサーも背面にある。SoCはSnapdragon 430(8コア)で、メモリーは4GB、ストレージは32GB。バッテリー容量は3000mAhで、Wi-Fi利用時は約15時間、動画再生時で約12時間の連続使用が可能だ。ホーム画面などには、ASUS独自の「ZenUI 3.0」を搭載している。

 対応バンドは、1/2/3/5/6/7/8/18/19/28/38/41と、FDD-LTEとTD-LTEの主要周波数に対応している。

 「IIJ BIC SIM音声通話パック」は「type D」となっており、NTTドコモ回線のSIMカードだ。データ通信やSMS送受信、通話などの各種サービスを月額1728円(1600円+税)から利用できる。

ドコモ回線を使用する「type D」のBIC SIM。音声通話やSMSも利用可能で月額のランニングコストは1728円から

 気になる福箱(福袋)のお得度だが、ZenFone 3 Laserは旧機種とはいえネット通販で2万5500円前後で販売されているため、これだけでも元は取れる。SIM自体は500円で購入できるので、少なく見積もっても2万6000円ぐらいの価値がある。ここから福箱の販売価格を差し引くと1万7000円強もお得だ。ちなみに、付属のBIC SIMをミニマムで運用したとして9カ月で税込1万5552円となる。

ミスドはドーナツ以外は
女子ターゲットな内容に

最高で172円のドーナツ20個が手に入る引換券。ドーナツだけで1280円もお得だ

 番外編としてミ「ミスタードーナッツ ミスドゆるっと福袋2018」も購入してみた。こちらは2160円とドーナツとしては若干お高い印象だ。早速中身を見ていこう。

 まずは定番のドーナツ引換券。この券で20個のドーナツが手に入る。「ポン・デ・リング」など最安のドーナツは108円で20個なら2160円。実際には172円までのドーナツで引き換えてもらえるので最高では3440円。この時点で元は取れている。

トートバックやカレンダーには、ピスケやうさぎ、ポンデリオンをデザインするなど、F層を強く意識した各種グッズ。

 そのほか、トートバッグ、クリアファイル、カレンダー、コンパクトミラーが入っていた。いずれも「カナヘイ」の小動物シリーズのピスケとうさぎのキャラクターが、ミスドの代表的にメニューであるポン・デ・リングとそのキャラであるポンデリオン(Pon de Lion)とコラボしたイラストがデザインされていた。

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