・全国タクシー
スマホ向けのタクシー配車アプリ「全国タクシー」をAlexaから利用できるスキルです。あらかじめスマホ向けの全国タクシーアプリでAlexa設定をしておけば、Amazon Echoに話しかけるだけでタクシーを呼んだり探したりできます。
・資生堂
天気予報と美容のアドバイスをしてくれます。例えば、今の時期だと「肌の冷えに注意。生え際マッサージでめぐりをアップさせましょう」という感じでその日の天候と肌に関するアドバイスをしてくれます。ほかにも「乾燥」「シミ・そばかす」「毛穴」など10種類ほどの肌の悩みにこたえてくれます。
・JR東日本 列車運行情報案内
JR東日本管内の在来線、各新幹線の運行情報を確認できるスキルです。通勤・通学などよく利用する路線名を登録後、「アレクサ、JR東日本を開いて」と言うと登録した路線の運行情報を読み上げてくれるので、毎朝の忙しい時間帯でも簡単にチェックできます。もちろん、遅延が発生した場合も正確に教えてくれます。
・dヒッツ
ドコモが提供している音楽サービス。邦楽アーティストが豊富なうえに、懐かしの名曲から新曲まで5000プログラム以上を配信しているのが特徴です。スマホ操作が必要なく、音声操作で簡単に音楽が楽しめます。
Amazon Echoは小さい割に大音量で再生できるので、広めのリビングでも十分に楽しめると思います。
・radiko
インターネットラジオサービス「radiko」を利用できるスキル。ラジオ好きには必須。
スキル次第で可能性が広がる
これは意外でしたが、なんと「カラオケJOYSOUND」のスキルが配信されており、自宅でカラオケが楽しめちゃうんです。配信楽曲はおよそ300曲と少なめではあるものの、Alexaアプリから歌詞カードを確認しながらカラオケの練習ができるので、これからの新年会や春の新人歓迎会に向けて活用してみてはいかがでしょうか。
ここで紹介したスキルのはほんの一部。まだまだたくさんのスキルが配信されており、ゲームやエンタメ、出前サービスまで揃っています。なかなかクセがあって使いこなすには難しい面がありますが、今後のアップデート次第では楽しいAlexa生活が送れるようになるかもしれません。
ちなみにAmazon Echoを利用するうえで最大のデメリットは、呼びかけるフレーズをユーザー側が細かく覚える必要があるということ。当然と言えば当然かもしれませんが、radikoを例にすると、「アレクサ、東京FMをつけて」ではダメなんです。「アレクサ、“radikoで”東京FMをつけて」と、スキル名を呼んであげないと認識しないのは割と面倒です。電車の運行情報も同様で、「アレクサ、“JR東日本の”◯◯線を調べて」と言う必要があり、いきなり「◯◯線を調べて」では認識してくれません。この2つの例は覚えやすいスキル名なので難しくありませんが、追加するスキルが増えるほど呼びかけるフレーズを覚える量も増えていきます……。
なお、Alexaアプリから利用状況をフィードバックできるので、都度、正しく応答できているのかチェックしておくとAlexaの進化の手助けになるかもしれません。
慣れてきたら「定型アクション」を試してみよう
Amazon Echoでは、フレーズを一度言うだけで複数の指示を同時に出せる「定型アクション」機能があります。例えば、「アレクサ、朝の支度」と言うと天気予報を読み上げたあとに続けてニュースも調べてくれます。定型アクションは自由に登録できるので、朝、昼、夜など時間帯で違う実行コマンドを設定すればさらに使い勝手が良くなるでしょう。また、スマートホームと連携することで、照明や家電の操作も可能になります。
2018年、スマートスピーカーがどこまで進化できるのか引き続き注目していきたいと思います。気になった人はぜひAmazon Echoを試してみてください。
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