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70V型の4K対応電子黒板も新登場

BIG PADの使い方いろいろ、初のソリューションフェア開催

2017年11月24日 09時00分更新

周辺機器と組み合わせて、ソリューションを拡大

 カードリーダーBOXを、BIG PADのペントレイ部分に設置し、会議を行う際に、SuiCaやPASMOなどのICカードを利用して、個人を認証。セキュアな環境を実現しながら、スムーズなログインを可能にしている。これによって、PCやタブレットなどのデバイスを会議室に持ち込まなくても、ネットワークを通じて、自分のPCから情報を入手し、BIG PADに表示ができる。今後は、ディー・ディー・エスが開発した指紋認証デバイスなどを、BIG PADのペントレイ部に設置し、より精度の高い認証を手軽に行うことも検討しているという。

 シャープのロボホンと連携したBIG PAD連携受付システムは、来場者から注目を集めた展示のひとつ。一般企業の受付やショールーム、商業施設などで、受付対応をしたり、商品のプロモーションを行ったりする。ロボホンの可愛いかけ声と、BIG PADによるタッチ画面の高い操作性を連動させることで、気軽で、楽しい空間を提供できるという。ホスピタリティのあふれるオフィス空間の実現に寄与するとしている。

 応用地質が開発した「ServiBers」は、災害発生時における災害対策本部の対応をサポートし、災害状況の把握と、意思決定の迅速化を支援するBIG PAD向けソリューションである。社内の情報を網羅する独自のデータベースと、気象庁などが提供する気象情報や災害情報などを組み合わせて、70V型 4K対応BIG PADに情報を表示。高精細画面の特徴を生かして数多くの情報を表示したり、被災した場所の写真などの表示が可能になっている。社員の安否情報や社屋の倒壊情報なども自動的に収集し、災害対策本部からの情報発信を迅速化するほか、状況の変化に応じた行動指示をシステムがサポートし、意思決定を支援することができる。BIG PADにとっては、新たな領域での提案だといえる。

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