●鍵は「知ること、減らすこと」
このあともセミナーはつづき、2時間あまりの幕を閉じました。
セミナー後半では参加者が自分自身の体験談を語り、三木さんに「こういうときはどうすればいいのか」とアドバイスを求めました。語られたテーマが本質に迫ったものばかりだったので、そちらはまた、稿をあらためて書かせていただこうと思っています。共働き世帯における男女の区別という大きなテーマも見えたように思えます。
セミナーで大事だなと思ったのは「知ること、減らすこと」です。知ることは家事の負担(コスト)を明らかにすること、減らすことは負担(コスト)とともに不公平感を解消できるような会話をする。見える化と会話です。自分たちに実現できるカタチで2つをやっていければと思いました。
ただ会話で難しいのは、疲れていると事実ではなく感情のやりとりになってしまうこと。以前に連載でも書いたのですが、カウンセラーのような第三者に入ってもらい夫婦の現状を整理してもらえると助かるなと感じます。スマートスピーカーやロボットのような存在がそういう役割を演じてくれたら良いのではないかと思います。
未来の話はそれとして、まずは最新の家電で負担を減らすところからスタートでしょうか。空から食洗機降ってこないかな……。
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、家事が趣味。0歳児の父をやっています。Facebookでおたより募集中。
人気の記事:
「谷川俊太郎さん オタクな素顔」「爆売れ高級トースターで“アップルの呪縛”解けた」「常識破りの成功 映画館に革命を」「小さな胸、折れない心 feastハヤカワ五味」
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります