週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ボストン・ダイナミクス「アトラス(Atlas)」進化しすぎ:

「人間超えはじめた」バク宙するロボットがすごい

2017年11月17日 10時25分更新

 アメリカのロボット研究開発事業者ボストン・ダイナミクスが現地時間16日、人型ロボット「アトラス(Atlas)」デモ動画「What's new, Atlas?」を公開。アトラスは台から台へウサギ飛びで渡ったり、後ろむきにジャンプして1回転する「バク宙」を披露する。最後にはバク宙に失敗するNGカットもチラリ。

●動画へのコメント
そろそろ人間超えはじめたな。
怖い
フィクションの世界がもう目の前にある…
これ、アクチュエータがどうなってるの(汗

●動画URL
https://www.youtube.com/watch?v=fRj34o4hN4I

 ボストン・ダイナミクスは1992年設立、マサチューセッツ工科大学(MIT)でロボットと人工知能を研究するマーク・レイバート博士が創設した。2013年にグーグル(当時)が買収したが、今年6月にはソフトバンクグループが買収を発表した。これまでに四足歩行ロボット「ビッグドッグ」「リトルドッグ」などを開発してきた。アトラスは2013年に公開した二足歩行の人型ロボット。

 人型二足歩行ロボットとしては中華人民共和国の国防科学技術大学が2000年に発表した「先行者」が文字通り先行者にあたる。段差のある場所でも移動可能で、足の裏のセンサーによって倒れないように重心を制御する仕組みも備えていたとされる。先行者は日本でも数多く報道され、注目を集めた。手足を激しく動かし、股関節部分から光を照射する映像も有志によって制作されている。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう