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仕事もゲームもこれ1台で!

ビックカメラでしか買えないMS Office付属のゲームノートが高コスパ

2018年01月05日 12時00分更新

MHF-Zも快適に楽しめる性能を発揮

 本機はMHF-Z動作推奨モデルということで、ある程度負荷の高いゲームもそれなりにプレイできるだけの性能を搭載しているはず。そこで、実際のところどのくらいのパフォーマンスなのかを調べるため、いくつかのベンチマークソフトを実行してみた。まず、3DMarkを試してみたところ、次の結果になった。

3DMarkの「Fire Strike」のスコアは3357。シーンによっては多少カクつきが見られる

 ハイスペックゲーミングPC向けのテスト「Fire Strike」で3357というスコア。シーンによってはカクつきが見られるものの、基本的には15~30fpsくらいは出ておりまずまず滑らかな動きだ。グラフィックスの負荷が高い3Dゲームだと、最高品質は少々厳しそうだが、多少品質を落とせば快適にプレイできそうな結果だ。

 MHFの場合、そこまでの性能は求められないので、Fire Strikeでこれだけのスコアが出ていれば十分といえる。そこで、まずは「MHFベンチマーク【大討伐】」を画面解像度1920x1080で試してみたところ、7428というスコアになった。5000を超えていればおおよそ快適にプレイできるとされるので、本機の性能なら十分快適に遊べそうだ。

「MHFベンチマーク【大討伐】」はフルHD解像度で7428というスコア。ゲームを快適に楽しめる性能だ

 ちなみにこのスコアはMaxwell世代のノート向けGPU、GeForce GTX 950Mと960Mのちょうど中間くらいになるが、本機が搭載するGeForce MX150はそれらより下位のGTX 940MX後継という位置付け。このことからも、少し前のエントリークラスのゲーミングPCより着実に性能が向上していることがわかる。

MHF-Z オリジナル版の画面

MHF-Z High Grade Editionの画面。こちらもフレーム落ちすることなく快適にゲームを楽しめた

 それでは、MHF-Zはどうだろうか? カクつくことなく快適に楽しめるだろうか? そこで、実際にフルHD解像度で「オリジナル版」とより高画質な「High Grade Edition」のフレームレートをチェックしてみた(FPS計測ソフトはFrapsを使用)。

 その結果、いずれも平均29.4fps以上という結果になった。MHF-Zはフレームレートの上限が30fpsのため、ほぼフレーム落ちすることなくゲームを楽しめることがわかる。

MHF-Zの平均フレームレート
オリジナル版 29.596fps
High Grade Edition 29.429fps

 これらの検証結果からもわかる通り、「GL62M 7RC-234JP」はMHF入門用には最適なノートPCと言えるだろう。

 MHF-Zが快適に遊べる性能を持ちながら、Officeが標準添付されており、仕事や勉強にも活用できるMSI製ゲーミングノート「GL62M 7RC-234JP」。新しいノートPCで新生活をスタートしたいと考えている学生や新社会人にとって有力な候補になりそうだ。

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