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ダイドードリンコが超レアなイベントを開催した 取材レポ

ダイドーマニアは利きコーヒーに成功できるか? ファンイベントが熱かった!!

2017年11月15日 17時00分更新

自動販売機レクチャーでは驚きの事実が

自販機営業企画部の古門さん

 続いては、自販機営業企画部の古門さんによる自動販売機の歴史についてレクチャーがありました。古門さんは「顔が濃いのが特徴」とご自身を紹介し、笑いを誘っていました。はっきりした顔立ちのイケメンです。

 なんと自動販売機の起源は、紀元前215年にもさかのぼるそう。古代エジプトの寺院に設置してあった、水の販売機で、コインを入れると重みで水が出るという仕組みだったらしいです。

 ダイドードリンコの自動販売機は「しゃべる」ことで有名ですが、関西圏では大阪弁や京言葉で話すモデルもあるようです。また、ダイドードリンコでは「Smile STAND」という未来型の自動販売機を展開中。スマートフォンと連動してポイントを貯め、懸賞に挑戦できたり様々なゲームのポイントに交換できたりします。

飲料補充体験も実施!

 ファンの皆さんによる飲料補充体験も実施されました。自動販売機の中身って、なかなか見る機会がないと思いますが、飲料を補充する時はインジケーターを確認しながら、格子状の箱に飲料を一本ずつ詰めていきます。一本ずつ、なので、慣れないとなかなか素早くできないものですが、飲み物を補充するルートセールスの方は、なんと30秒で60本もの飲料を補充することができるそうです。

 自動販売機の内部には、瓶の割れや重みのある飲み物の潰れを防ぐために「金属のひだ」のようなものが張り巡らされていて、飲み物を入れると「カラカラ」という心地よい音が響きます。

 この日は、自動販売機のサイドが透明な板になった特別仕様のものが用意され、飲み物が入っていく様子を確認しながら補充体験ができました。私もしてみたいと思ったのですが、図々しいかと思って「やらせてください」とは言えませんでした。今思うと言えばよかったです。

 ところで、ダイドードリンコの自動販売機はルーレットが有名ですよね。飲料を買って数字が揃うともう一本もらえるというサービスです。実は、当たってから30秒以内に選択しないと、当選が無効になってしまうとご存知でしたか? 当たったらなるべく早く商品を選択した方がいいようです。

 ちなみに私は、小学生くらいの頃に一度だけこのルーレットが当たったことがあります。大人になった今でもその時の嬉しさを覚えているので、ダイドードリンコの自動販売機が知らず知らずに生活に溶け込んでいたんだなあとあらためて思いました。

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