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富士フイルム「X-E3」はメカメカしいコンパクトボディーにマニアックな機能を凝縮

2017年10月25日 12時00分更新

マニア向けの機能も搭載するが
外観がカッコいい、という理由で選んでも大丈夫

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」55mm側、F4.0で撮影。ハイライト側の階調は少し飛びやすいがシャドー側はかなり広い

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」55mm側、F4.0で撮影。ハイライト側の階調は少し飛びやすいがシャドー側はかなり広い

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」55mm側、F4.0で撮影。露出補正しなくても結構いい感じのバランスで撮影ができている

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」55mm側、F4.0で撮影。露出補正しなくても結構いい感じのバランスで撮影ができている

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」55mm側、F4.0で撮影。中間調からシャドー部にかけてはちょっとコントラストが高い印象で、メリハリに欠けるときもあるが質感描写はかなりいい。Xシリーズのレンズはどれも性能が高く、安価なカメラでも十分に楽しめるが、性能が高い分、もう少し寄りたいときなどに思ったほど近づけないのがネックだ

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」55mm側、F4.0で撮影。中間調からシャドー部にかけてはちょっとコントラストが高い印象で、メリハリに欠けるときもあるが質感描写はかなりいい。Xシリーズのレンズはどれも性能が高く、安価なカメラでも十分に楽しめるが、性能が高い分、もう少し寄りたいときなどに思ったほど近づけないのがネックだ

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」18mm側、F8.0で撮影。空の階調を重視して-1/3露出補正。淡い色でもオートホワイトバランスのままで問題ない。ホワイトバランスやフィルムシミュレーションを操作してより効果的にもできるが、オートのままでも十分な色合いで撮れるのはなかなかだ

「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」18mm側、F8.0で撮影。空の階調を重視して-1/3露出補正。淡い色でもオートホワイトバランスのままで問題ない。ホワイトバランスやフィルムシミュレーションを操作してより効果的にもできるが、オートのままでも十分な色合いで撮れるのはなかなかだ

 クラシカルな雰囲気を味わいつつ、シャッタースピードや絞りの効果を考えながら丹念に絵作りしながらの撮影から、オートモードを使った気軽な撮影までこなせるので、見た目の雰囲気だけで選んでも損のないデジカメだ。

 フィルムシミュレーションモードあたりは昔からカメラに慣れ親しんでいて、銀塩フィルムを懐かしむ人向けの機能であり、クラシカルな操作感も昔ながらのメカニカルなカメラの雰囲気を再現している。

 これらの特徴はカメラ好きないわゆるマニア向けではあるが、実際のところはクラシカルな外観はファッション要素が大きく、また若い層では銀塩フィルムが相変わらず静かにブームなので幅広い層に注目されやすい。

 ほかのメーカーではなかなか真似できないだろう、玄人向け製品に見せかけて実は多くの人にアピールできてるXシリーズの片鱗を味わえるデジカメだ。

 次回はキヤノンの「EOS M100」を紹介していく。コストパフォーマンスの高い注目製品だ。

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