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富士フイルム「X-E3」はメカメカしいコンパクトボディーにマニアックな機能を凝縮

2017年10月25日 12時00分更新

手動操作を意識した
富士フイルムならでは操作系

上面操作部は機械らしさを前面に押し出したXシリーズ共通の印象

上面操作部は機械らしさを前面に押し出したXシリーズ共通の印象。最近は見かけなくなったシャッタースピードが刻まれたシャッターダイヤルが目立つ

 撮影モードは基本的なプログラムオートやマニュアル系の機能は一通り備えている。

 最近のデジカメではあまり見かけないが、上面のシャッタースピードダイヤルにはシャッタースピードだけでなく、「A」マークが備わっている。

レンズの側面にある「A」と「絞りリング」の切り替えスイッチ

レンズの側面にある「A」と「絞りリング」の切り替えスイッチ

 Xシリーズ用の交換レンズには絞りリングが備わっており、マニュアル時や絞り優先オートでは手動でレンズ側の絞りリングを回して絞り値の設定を行なうが、この絞りリングにもAマークがある。

 一部のレンズでは絞り表記がなく、手動絞りとAポジションの切り替えを行なう場合もあるが、カメラ側にはシャッタースピードとAマーク、レンズ側には絞りリングとAマークがあり、たとえばシャッタースピードを数値で指定し、レンズの絞りをAマークにすることでシャッタースピード優先オートにできる。

 逆に、シャッタースピードダイヤルをAマークに、絞りリングで絞り値を指定することで絞り優先オートになる。

 もちろん、どちらも任意に設定することでマニュアルでの撮影が行なえ、両方Aマークにすることでプログラムオートになる。

 このあたりはXシリーズ共通の操作でマニュアル操作メインの考え方を持っていれば素直に理解できるだろう。

 慣れていない人では誤操作にもなりやすい構造だが、Xシリーズのデジカメを選んで使う人達には問題ないだろう。

 むしろ、このような手動操作中心のインターフェースがXシリーズのウリであるともいえる。ボタンや電子的なダイヤルの操作ではなく、機械的な操作感は道具を使っている感じがあって好ましい。

 ちなみに、シャッタースピードダイヤルの基部、右下側には「AUTO」と表記されているレバーがある。ここでAUTOに設定すると、ただのプログラムオートではなく、シーンを認識して適切な設定を行なう「アドバンストSRオート」へ切り替わる。

 とりあえず設定を気にしないで撮りたい場合や、操作に不慣れな人はここで設定しておけば問題なく撮影が可能だ。

銀塩フィルムをシミュレートして写真を楽しむ

 ほかにも富士フイルムならではの「フィルムシミュレーション」はもちろん搭載されているし、エフェクト系の機能や4K動画の撮影機能も備わっている。

フィルムシミュレーション

PRPVIA/スタンダート

PRPVIA/スタンダート

Velvia/ビビッド

Velvia/ビビッド

ASTIA/ソフト

ASTIA/ソフト

クラシッククローム

クラシッククローム

PRO Neg.Hi

PRO Neg.Hi

PRO Neg.Std

PRO Neg.Std

ACROS

ACROS

モノクロ

モノクロ

セピア

セピア

 フィルムシミュレーションは銀塩フィルムの色合いを再現する機能で、この機能のためにXシリーズを選ぶ人は多い。懐かしくて使う場合も多いだろうが、発色の傾向や彩度まで絵作りとしてはかなり効果的で実用性が高い機能だ。

アドバンストフィルター

ノーマル

ノーマル

トイフォト

トイフォト

ミニチュア

ミニチュア

ポップカラー

ポップカラー

ハイキー

ハイキー

ローキー

ローキー

ダイナミックトーン

ダイナミックトーン

ソフトフォーカス

ソフトフォーカス

パートカラー:レッド

パートカラー:レッド

パートカラー:オレンジ

パートカラー:オレンジ

パートカラー:イエロー

パートカラー:イエロー

パートカラー:グリーン

パートカラー:グリーン

パートカラー:ブルー

パートカラー:ブルー

パートカラー:パープル

パートカラー:パープル

 エフェクト系の機能である「アドバンストフィルター」を利用すれば、ちょっとした遊び撮影も可能だ。カメラの雰囲気から玄人向けな印象もあるが、このような遊び要素も備わっている。

動画は4Kで記録が可能。記録をSDメモリーカードにするか、HDMIで外部レコーダーに出力するかを設定できる

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