週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

パーツは「雰囲気」で組み立てる

ゆとりがPC自作に初挑戦したら、なんかおじさん達が集まってきた

2017年10月29日 16時00分更新

 初めまして。新人の「ラッキー橋本」(25歳、♂)と申します。チンピラのような見た目ですが、元気いっぱいのゆとり世代です。今年からASCII編集部でお世話になっておりますが、まだまだPCの知識が少なく勉強の日々です。そんな私ですが、ジサトライッペイさんの一言をキッカケに人生初の自作PCに挑戦させていただきました。何卒よろしくお願いいたします。

新人ラッキー、人生初のPC自作

 きっかけはとある夜の編集部。ロードテストをするイッペイさんの画面を覗き込んでいたときのこと。

イッペイ ラッキーはWindows使ったことあるの?

ーー Macbook使ってます!

イッペイ ……ん? 会話が成立してないけど。それはWindowsを使ったことがないってことかい?

ーー 触ったことはありますが、よく知らないです。

イッペイ そうかぁ。今度、編集部で席替えがあるでしょ? そのときに倉庫にあるジサトラの荷物も整理しなくちゃいけないんだけど、古いパーツが多くて困ってるんだよ。

ーー え、じゃあパーツを減らさなきゃいけないんですか?

イッペイ うん。だからね、新人でASCIIにいるにも関わらずWindowsも知らないド素人のラッキー……勉強のためにPC自作してみない?

ーー え、いいんですか!?

イッペイ うん。ただパーツを減らすよりも、新人の勉強のために有効的に活用した方がいいしね。

ーー 自作やりたいです。

イッペイ よしわかった。パーツはこっちで用意しておくから、ATX対応のPCケースとWindows 10を用意しておいて。

ーー はい!

PCケースを買いにパーツショップへ、とにかく見た目重視で選ぶ

 始まった自作。まずはPCのケースを選びます。

 拡張性や静音性、冷却性に優れたケースがあると思うのですが、よくわからないので、とりあえずかっこよくて自分が気に入るものを探すことにしました。

 ところでPCケースってどこで売っているのでしょうか。Amazonでも売っていますが、はじめてだし実際に見て買いたいなぁ。

 ということで、自作PC経験者で同じく新人の江幡(エバタ)さんを連れて秋葉原へ。

ーー PCケースを買いたいんですけど、どこに売ってますか?

江幡 えっとですね、売ってるところはいっぱいあるんですけど、ここはどうですか。

 連れられてやってきたのは「ツクモeX.パソコン館」。PCケース売り場の6階へ行くまでにさまざまなPCパーツ売り場を通り抜けます。

 実際はパーツ選びから「どんな性能にしようかな」「ここには予算が回らないな」と、色々考慮しながら自分好みのPCを組むのが自作の醍醐味かと思うのですが……自作PCの神様ごめんなさい。先輩の力で邪道な入り方をしてます。

 売り場に着くとそこにはさまざまなPCケース達。目の当たりにすると「ついに自作をするんだな」と実感が湧いてきます。PCケースの価格はピンキリで安いものであれば数千円、高いものは数万円もするんですね。

 今までLEDで光るPCケースを「性能と関係ないし、あんまり必要ないよな」と思ってたのですが、いざ自分で購入するとなると「光るのカッコイイ」と思えてしまう不思議。

 欲しいケースは漠然と「静音性に優れていて、見た目がシンプルなもの」と決めていたのですが、いざ目の前にすると「あれもいい。これもカッコイイ。こっちの方が後々拡張するときにいいかなぁ」といつまでたっても決まらない。

 しかし、初心者の自分が性能のことや後でどう拡張していくのかを考えても仕方がないと思い、結局「見た目」だけで決めることに。そして目に止まったのがNZXTの「H440 -Razer Special Edition-」。

ーー 江幡さん、このケースどう思います?

江幡 このケースいいですよね。シンプルな見た目ですし、Razerのロゴもかっこいいですし。中には吸音材も入っているので静音性も優れていると思います。自分も欲しいと思ってたPCケースです。

ーー マジか! 江幡さんもこのPCケース狙ってるんだ。

江幡 はい!

 私はPC自作経験者の江幡さんも欲しがっているPCケースなら間違いないと思いました。決して安くない買い物に少々ビビリますが、購入を決意。

 (次ページ「編集部で開封の儀! 集まるおじさん達」に続く)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります