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関西で人気の「肉劇場」が東京・池袋に進出。食べてきました!

大盛り肉丼が最強にウマイ店

2017年09月14日 11時00分更新

でっかい肉丼食べてきた!

 肉!! 人は時に頭の中を空っぽにして山盛りの肉をむさぼり食べたい時があります。ほかほかご飯に焼肉、最高。今回は、肉への渇望を満たしてくれるがっつり系専門店に行ってきました。

■肉丼専門店「肉劇場」

 大阪、兵庫で人気の焼肉丼専門店「肉劇場」が今年夏に東京、池袋にオープンしました。名前からしてドラマチックです。私はナベコは肉と酒を求めるジュリエット。いざ、舞踏会に。

肉劇場。“劇場”とは。お肉たちが最高のパフォーマンスの演技を舌の上で繰り広げてくれるということかな。

肉丼は690円から。一番人気は、肉4種が乗った「大劇場丼」(1280円)。

店内では鉄板で肉をジュージュー焼いている様子が見えます。

1階はカウンター席、2階はテーブル席。清潔な雰囲気で女子も訪れやすそう。

<メニュー例>

「鶏セセリ丼」(690円)/「豚ロース丼」(690円)/「カルビ丼」(790円)/ 「ハラミ丼」(790円)/「2種盛り」(890円)/「ローストビーフ丼」(850円)/「劇場丼(肉3種)」(1000円)/「大劇場丼(肉4種)」(1280円)/「肉激情丼(肉4種・1kg)」(2500円)
※スープ、ナムル付き
※ナムルおかわりし放題

■1kgの焼肉が乗った「肉激情丼」

ボリューム最大の「肉激情丼」。あまりにも心がゆさぶられるから“激情”なのです。

 圧倒されるのは、1kgの焼肉を500gのご飯の上にどんと乗せた「肉激情丼」(2500円)。カルビ、ハラミ、鶏セセリ、豚ロースの4種の肉が揃っています。

左が通常サイズの丼(大劇場丼)。右が肉激情丼。

 うおお!

 肉激情丼、本当にびっくりしました。あまりにもでかいのですもん。単品の写真だと大きさの感じがわかりづらいので、通常の丼メニューと並べてみました。雪だるまの胴体と頭、というくらい差があります。

でっかぁ。

 器を入れると2kgはあるので、丼を持ち上げるとずっしりしています。重いなあ、すっごいなあ。

心ゆくまで焼肉を食べたい人にオススメ。ただし一人で食べきれる人。

 肉激情丼はメニューの中では最高級ですが、実はコスパがかなりよいです。肉激情丼と同じ種類のお肉で、焼肉300g、ご飯300gの「大劇場丼」は1280円。つまり肉激情丼は、肉のボリューム3倍以上あるのに価格は倍程度で済みます。

 肉激情丼はひとりで食べることが前提。複数人でシェアする用のメニューとしては受け付けていません。どっさりの焼肉を心ゆくまで食べたい、という人はぜひ挑戦してみましょう。

■一番人気の「大劇場丼」を食べてみた

こちらは、4種の肉が乗った「大劇場丼」。肉激情丼と比較すると小さく見えましたが、これはこれで十分大盛りなのです。

 肉激情丼に挑戦したかったのですが、返り打ちになることを避け、今回は「大劇場丼」(1280円)を食べてみました。大劇場丼は先ほども書きましたが、肉激情丼の縮小バージョン。

肉300g、ご飯は300g盛られています。お肉は4種。一番人気だそうです。

 肉激情丼と比較すると小さく感じるかもしれませんが、それでもご飯、焼肉の量は一般的な定食屋さんで言うと大盛り。1kg盛りに挑戦する人はさすがに限られてくるので、この大劇場丼が一番人気だそうです。

 私のロミオは大劇場丼。いただきます!

■“たれ”を選んで好みの味にできる

12種類からたれが選べる。

 焼肉丼の“たれ”は12種類から選べます。特に指定がなければ甘辛の“普通”にしてくれます。追加のタレは無料。複数のタレを小皿でもらうこともできますよ。

左から、にんにく味噌だれ、にんにく辛口、マヨだれ。

 私は、普通だれを選んで、プラスで追加たれをいくつかもらいました。マヨだれがこってりしていてハマります。

■ナムルはおかわりし放題

スープが付きます。

ナムルはおかわりできます。

 どの肉丼にも、スープとナムルが付きます。ナムルはおかわりオーケー。焼肉だけではなく野菜も食べたいという人にもうれしいです。食べてみると、シンプルな塩味で焼肉の箸休めにちょうどよく、相性を考えているなと感心しました。

■4種の肉を制覇する

 まずはカルビ! おいしくていうことがありません。

 お芝居に例えるならば、誰にでも好かれる主人公。正攻法で勝負する姿勢が素晴らしく、時に脂がジューシー過多に感じる瞬間もありますが、愛されるべくして登場するヒーロー。恋人はご飯です。

 豚ロース。分厚くてジューシーだけどあっさり。食べれば食べるほどうまみがクセになる、イイやつです。お芝居なら、お調子者で少しコミカルな役どころ。

 ハラミ~。柔らかいです。カルビとはまた違ったおいしさ。眉目秀麗で、主人公のライバル。圧倒的な能力を持っているけれど、どこかさみしさを抱えていたり。まったくの妄想です。

 鶏セセリです。あっさり。鶏の食感は肉丼全体の中でアクセントになります。例えるならば女子キャラでしょう。本筋に関係ないキャラであっても、いないとお芝居が物足りない。

役者が出そろいました。

 4種のお肉をかわるがわる味わえて豪華なひと幕です。飽きが来ませんよ。

■おいしくいただきました

スプーンも用意されています。食べやすい。

 4種のお肉の肉劇場丼は女子には多いかもと思っていましたが、想像した以上にペロッと食べきれました。とても、おいしかったです。

 ボリュームが売りの専門店ですが、質もなかなか悪くないと思います。お肉は分厚いのに柔らかいですし、たくさん食べても脂にもたれるという感じがほとんどありませんでした。

焼肉の下にはキャベツのコールスローが敷かれていました。シャキシャキ食感プラスで、焼肉とちょうどよい塩梅です。

追加のたれをかけました。味変するとどこまでも食べられそう。

もやしのナムルをどっさり乗せて野菜をプラス。

最後のひときれ。

ペロリ。

ごちそうさまでした!!

 大団円でした。

■女性でも来店しやすい

 お店の人が「女性のひとり客も多いですよ」と言っていて納得。肉とご飯の間に敷かれたキャベツとか、甘辛なたれとか、おいしく食べられる仕掛けが凝縮しているように思えます。

毎日2日、9日、29日は「肉増し」。

 増量したい場合は「肉増し」(120円)「肉増増」(220円)などがあります。ただし、肉激情丼は最初からあまりにも肉が多いため、肉増しをつけられないそうです。毎月「2日」「9日」「29日」はサービスデーで肉増しが無料です。

レディースデーもあります。

アルコールメニューも用意。

 焼肉を食べたくてたまらないという時に駆け込むとよいでしょう。焼肉店に行くよりずっと安く済みます。都内だと現在池袋の一店舗ですが今後さらに増えて欲しいです。

電源を使ってよしで、充電器貸し出しサービスもあります。気遣いがありがたいです。


「肉丼専門店 池袋肉劇場」
住所:東京都豊島区東池袋1-2-11
営業時間:11時~23時
定休日:なし

■関連サイト



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ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!

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