ごきげんよう、酒好き食いしん坊女子、記者ナベコです。みなさん、松屋って利用しますか? おなじみ、牛めしの松屋です。今回は、松屋フーズが新しく本格的な中華のお店を始めたというので取材に行ってきました。
■牛めしの松屋が中華食堂
松屋フーズの中華料理店「松軒中華食堂」は、8月22日に京王線千歳烏山駅前(東京・世田谷)に一号店がオープンしました。
駅を出てすぐの好立地。路面店で店舗内ものぞきやすく、気軽に入れる雰囲気です。
店内は、テーブル席とカウンター席の両方が設けられていて、ひとりでも複数人でも利用しやすいレイアウト。
松屋をリニューアルしたというわけではなく、中華料理店向けに確保した場所だそうです。なお、同駅には牛めしの松屋もあります。
■ラーメン450円(税別)、ビールは270円(税別)
売りは、税別450円から提供する自慢のラーメン各種。「醤油拉麺」、「塩拉麺」は450円、「豚骨拉麺」は590円です。ラーメンは他に、ネギやチャーシューのアレンジメニューがあります。「野菜たっぷり塩タンメン」も9月中旬から550円で発売予定。
「ニラともやしの豚生姜焼き」(定食500円、単品360円)、「ネギ塩唐揚げ」(定食640円、単品500円)など炒め物、揚げ物メニューもあります。
ちなみに、松屋では定食というと鉄板焼きのイメージですが、松軒中華食堂では鉄板調理ではなくフライパンなどを使うそうです。
さらに、ちょい飲みに適した低価格なアルコール、おつまみメニューを揃えます。
「生ビール(アサヒスーパードライ)」、「ハイボール(ニッカ)」は270円。サワー各種は230円から。
おつまみは「焼き餃子(6個入り)」(230円)のほか、180円メニューの「枝豆」「おつまみ3点盛り」「ポテトフライ」、270円メニューの「おつまみチャーシュー」「チキンサラダ」「おつまみ唐揚げ」などを用意しています。
生ビール+焼き餃子(6個入り)で460円というお手ごろ価格のセットもあります。
生ビール、餃子、ラーメンを頼んでも1000円程度で済むので、お財布に優しいです。私のように、酒を飲みつつお腹もいっぱいになりたいという人にぴったりではないのでしょうか。
■気になる味は?
味はどうでしょう?
この日は醤油拉麺、塩拉麺を食べてみました。
まず、醤油拉麺。伝統ある入正醤油などをブレンド。あっさりとした飽きの来ない味に仕上げているそうです。
麺は細めの、縮れ麺でした。
食べてみた感想は、そのまんま「あっさり」。シンプルで懐かしい味わいです。けして、単純だから質感が良くないというわけではなく、醤油の風味があり、適度にコクもある。塩辛さがしっかりしているものの、主張が過度にならず、麺とのバランスがちょうどよいです。
日本人が好む王道の醤油ラーメンという感じです。トッピングのチャーシューが分厚くて本格的であるのが高ポイント。海苔の磯の香りも心地よいです。
■塩ラーメンがハマる!
お次は塩拉麺。赤穂の天塩を使用し、煮干し、昆布などをブレンド。麺は、醤油拉麺と同じく細めの縮れ麺。
私は普段はどちらかというと醤油派なのですが、こちらの塩は「あっさりしているのに、まろやか」とハマってしまいました!
塩なので醤油以上にさっぱりあっさり。ですが、どこかコクがあって、滋味深く、食べても食べても飽きが来ません。チャーシュー、味玉、メンマのトッピングもほど良いです。
一緒に食べに行った編集部新人のてんこもりちゃんも塩が気に入りました。塩味は女性に人気なのかもしれません。
■270円ビールでヒパヒパ~
酒好きな私としてはビールとおつまみも試さなくてはいけません。
ビールはこの大きさで270円。最初の1杯だけの特別価格とかではなく、ずっと270円。安いです。
餃子は、ゴマ油を使っているため、テーブルに運んでもらった瞬間芳香が広がりました。ゴマ油香ばしい系の餃子です。
皮は薄めで、具材がたっぷり入っていました。私としてはもう少し“パリッ”と感が欲しかったですが、ボリュームには満足です。
■チャーシューのレベルが高い
ラーメンのトッピングでもあるチャーシューは、単品の「おつまみチャーシュー」としても注文できます。270円。手ごろなラーメン店でありがちな薄いチャーシューではなく、分厚くてぷるぷる、ジューシーな味わいに仕上がっています。マジうまい。
キムチ、メンマ、味玉の3点がつまめる「おつまみ3点盛り」は180円。とりあえず、と注文するのによいでしょう。これでビール3杯は飲めます。
■安くのんべろべろりんできる
予算が安く済み、味も満足できる中華食堂でした。酒好き食いしん坊記者は、気持ちよくのんべろべろりんしてきましたよ。
牛めしの松屋と共通のメニューはというと、実はありません。松軒中華食堂では牛めしを提供しませんし、鉄板焼きメニューもありません。松屋とはまったくの別もの。
ですが、松屋の基盤があるからこそ、食材の確保や生産、配送などを低コストで抑えることが可能で、コスパ良いメニューの提供ができるそう。野菜は基本的に国産を使うといった、こだわりもあります。
松軒中華食堂は現在は千歳烏山の1店舗のみで、今後の出店は検討段階。使い勝手がよいので、私としてはぜひ多店舗展開に期待しています。
※記事内の価格はすべて税抜表記です。
松軒中華食堂 千歳烏山店
・住所:東京都世田谷区南烏山6-4-1-1階
・営業時間:11時~翌2時
※8月22日のオープンからしばらくの間、臨時的に11時~15時30分/17時~23時と営業時間を短縮しています。
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ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!
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