マツリカは8月29日、AI搭載営業支援ツール「Senses」において、企業データベースの取り扱い数を約2万社から約30万社に拡充したと発表した。
Sensesは、営業現場の顧客に対する活動履歴を残すことにより、営業活動の確認や分析、ナレッジの共有ができるクラウド型営業支援ツールだ。
企業の住所、電話番号、業界や従業員数などの企業データベースを保持しており、Senses利用ユーザーは取り引き先名を登録するだけで企業の基本情報を自動取得できる。今回の企業データベースの拡充により、保持する企業社数は約2万社から非上場企業を含む約30万社となった。企業情報を自動取得することにより、営業先の情報取得業務を効率化。1人あたり月に5〜10時間の業務時間を削減するとしている。
また業務時間の削減だけでなく、企業データは営業履歴の分析にも活用できる。Sensesに企業への行動予定を入力すると、同業種や従業員数などの規模が近い類似企業への営業履歴から、参考にすべき過去の営業履歴をサジェストする。企業データの拡充によりサジェストの精度はさらに高くなり、営業活動をより支援できるとしている。
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