週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

くりかえし使えるガスシリンダーが人気:

何が評判?炭酸水メーカー「ソーダストリーム」

2017年08月24日 16時00分更新

 ソーダストリームが炭酸水メーカー新製品を発表。水を満たした専用ボトルを装着してボタンを押すだけで炭酸水ができます。電源がいらないので、外でも使用可能。

炭酸水メーカー
ソーダストリーム スピリット
9月4日発売
価格 1万4000円
https://www.sodastream.jp/products/detail.php?product_id=87

 家電ASCIIの盛田 諒(34)です、こんにちは。育児連載「男子育休に入る」をやっています。根が酒好きなのですが、赤ちゃんが生まれてから、あまり酔っぱらってはいかんなと、平日の飲酒をひかえめにしています。しゅわしゅわが欲しいときはウィルキンソンの辛いジンジャーエールだったり、香りつきの炭酸水を飲んだりしていました。泡は元気のみなもとです。

 泡好きとしてやや気になっていたのが炭酸水メーカーです。

 1903年創業の老舗、ソーダストリームが新製品「スピリット」を出しました。専用ボトルにお水を入れて本体にセット、電気ポットのように本体上方にあるボタンを押しこむと、炭酸が水にブシャーと添加されます。炭酸の強さも調整可能。500mL、1リットル、2種類のボトルがついています。位置づけは通常版、今までよりデザインを良くして、ボトルをセットしやすくしたそうです。

 ソーダストリーム社が23日に製品発表会というかパーティーをひらいたのは東京・青山TOKYO Whisky Library。8月24日から9月7日まで、炭酸の強さを指定してハイボールを注文できるイベント「Drink Highball with SodaStream」を開くそうです。うまそうです。暑い日には強炭酸、ちょっと涼しくなったら微炭酸、という感じですかね。

 一般的なソーダサイフォンと比べて、ソーダストリームはなにがいいのか。

 TOKYO Whisky Libraryのバーテンダー小田 健吾さんによれば、理由はガスカートリッジとのこと。ソーダサイフォンのガスカートリッジは基本的に使い捨てですが、ソーダストリームはガスシリンダーをセットすれば炭酸ガスが切れるまでくりかえし使えます。毎回交換する手間とランニングコストを考えるとソーダストリームのほうが便利ということのようです。なるほど。

 ちなみに、水以外のジュースやお酒をボトルにつめて炭酸を入れられるのか、ワインに炭酸を入れればスパークリングワインができるのか、と思いましたが、炭酸を入れるためのストローが不具合をおこしてしまうおそれがあるのでダメということでした。残念です。同社ではボトルに入れて味をつける専用シロップを売っているので使ってねといわれました。シロップはたとえばコーラシロップが750mLで1000円など。200mL換算でコップ約30杯分ということでした。ちょっと高いな……。

 「店でペットボトルのソーダ水を買うよりエコロジー」というのが同社の社是とのことで、まあそれはよいとして、作りたての強炭酸ソーダが飲めるのはやっぱりよいなと思います。実際しゅわしゅわを飲ませてもらったのですが、のどに強い刺激が入って気持ちがよかったです。家の中で使うのが基本になるかと思いますが、電源がいらないので、山に行くときなどにもっていくと、湧き水を使った天然水ソーダなどが飲めて楽しいかもしれないです。夏もそろそろ終わるのですが。

 最後に、発表会場で小田健吾さんが披露したウイスキー&ハイボール豆知識をどうぞ。はやく週末にならんかな……。

●ウイスキー豆知識
・ウイスキーの凝固点はマイナス40℃、マイナス20℃の冷凍庫に入れても凍らない
・ビール中ジョッキのアルコール含有量は25mL、同量のハイボールは同12.5mLで酔いづらい
・ハイボールのカロリービールの半分、蒸留酒なのでビールに比べると肝臓への負担も少ない

●ハイボールのコツ
・氷にあてないようにグラスの周りから注ぐのがポイント
・かき混ぜすぎると炭酸が飛ぶのでひと混ぜするくらい
・レモンをぬるま湯で洗って防腐剤をとって漬け込み、シトラスハイボールにするとおいしい

主な仕様
サイズ 幅13×奥行き18.5×高さ42cm
重量 約1100g
素材 プラスチック、アルミ
ガスシリンダー(高圧液化二酸化炭素)60L





書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、家事が趣味。0歳児の父をやっています。Facebookでおたより募集中

人気の記事:
谷川俊太郎さん オタクな素顔」「爆売れ高級トースターで“アップルの呪縛”解けた」「常識破りの成功 映画館に革命を」「小さな胸、折れない心 feastハヤカワ五味

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります