週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

夏の旅行はシャオミで快適に! スマホ以外のスマート家電や雑貨がステキ

2017年08月17日 10時00分更新

 シャオミのスマートフォンに、復調の兆しが見えています。IDCなどの調査によると、2017年第2四半期(4〜6月)のスマートフォン出荷台数は久しぶりに世界5位に入りました。

 ここ1〜2年は苦戦が続いていましたが、実はこの間にシャオミはスマート家電などさまざまな関連製品も開発していました。

 それだけではなく、スマートフォンとは一見無関係とも見える製品も数多く出しているのです。夏休みも終わりに近づいてきましたが、今回はそんなシャオミの旅行関連用品を見てみましょう。

旅行用品が充実しているシャオミ

まずは荷造りからはじめよう!
Bluetoothでつながるスマートスーツケースとインナーバッグ

 まずは、合金のスーツケース。Bluetoothを内蔵しているのでスマートフォン連携もできます。「90分」ブランドの金属スーツケース(20型)はIFデザインアワードも受賞した、ルックスにも優れた製品です。

 Bluetoothは鍵の自動ロックに利用。スマートフォンとスーツケースが3m以上離れると、自動的に鍵がかかるのです。なお、鍵を開けるためにはスーツケースから1m以内に近寄る必要があります。

さすがはシャオミのスーツケース、Bluetoothでロック操作できる

 本体は航空機にも使われるマグネシウム・アルミニウム合金を利用。144kmの走行耐久テストをパスしたキャスター、4段階に収縮するハンドルなど耐久性や使い勝手にも優れています。

 価格は1999元(約3万2900円)、素材とロック機能を考えれば納得できるでしょう。しかし、せっかくならどこかにシャオミのロゴが型押しされていたらいいのですけどね。

高級スーツケースとしてもリーズナブルな値段

 このスーツケースに入れるものは、インナーバッグに収納したいもの。そんなインナーバッグも同じ90分ブランドから出ています。22×15.5×9cm、小物も入るファスナー式のポケットもあり。価格は39元(約640円)なのでグレー、オレンジの2色を買ってもいいでしょう。

インナーバッグは旅行に必須のアイテム

 そして、洋服などを整理する袋には、シャオミのお店で買った商品を入れてくれる「Mi」ロゴ入りのビニールバッグが便利ではないでしょうか。

 値段はわずか1元(約17円)です。これは10枚くらい買っておくといいでしょう。普段人にものをあげるときなども、この袋を使うのもいいですね。

Miロゴ入りのビニールバッグも売っている

旅行先では必須の自動式折りたたみ傘と軽量バッグ

 ところで、旅行先で急な雨に降られると困りますよね。ならば、折りたたみ傘も持って行きたいもの。シャオミのスマートホーム製品ブランド「MiJia」からは、自動式折りたたみ傘が出ています。

 ワンタッチで開くだけではなく、閉じるときもボタンを押すだけ。防撥水処理された布を使っているので、ひと振りで雨を振り払うこともできます。99元(約1630円)は悪くない値段です。

全自動の折りたたみ傘は旅先にぜひ持っていきたい

 さて、ホテルに着いたら身軽な格好で外出したいですよね。シャオミはアウトドアにピッタリな軽量素材のバックパックも出しています。

 色は黒、赤、青の三色。上部を開けたままでも背負えるので、テニスラケットなどもはいります。もちろん普段の街歩きにつかうのもいいでしょう。39元(約640円)とこれもお値打ち価格です。

軽量なバックパックは旅先だけではなく街でも使いたい

三色そろっているので、家族でも使える

スマホに加えてトランシーバーもシャオミでそろえられる

 また、海や山へ行くときは携帯電話の電波がつかみにくいこともあります。そんな時は1対1で通話できるトランシーバーがあると役に立ちます。

 街中でも1〜5kmの距離で通じますし、ビルは30mの高さまで届くとのこと。そして、車で移動中も500m〜2kmの間で利用できますし、海上ならば4〜10kmとかなり遠くまで通じます。

 3時間の充電で17時間の利用が可能。充電端子はマイクロUSBなので、スマホと別の充電器を持つ必要はないでしょう。そして、FMラジオのチューナーも内蔵しているので、ラジオとしても利用できます。

スマホだけじゃなくトランシーバーも出している

 電波出力などの関係で中国以外の国では使えないと思われますが、逆に中国へ行くときはこれを持っていけば携帯電話回線の補助として使うことができるわけです。

 本体カラーは黒と白ですが、外で使うことを考えると黒を選んだ方がよさそう。1台あたり249元(約4100円)、セットで買うと488元(約8030円)とちょっとだけ割引になります。

シャオミらしいシンプルなデザイン

歯ブラシもシャオミ印
中国や台湾などで手に入れよう!

 さて、ホテルに戻って夜は寝る前にしっかり歯磨きしてすっきりした気分で眠りにつきたいもの。

 シャオミの電動歯ブラシはスマートフォンアプリで歯ブラシの動きをコントロールできます。本体は充電台が必要なものの、USB給電に対応するのでモバイルバッテリーからも充電可能。普段の自宅と同じ磨き心地を、旅先でも味わえるのです。

USB充電できる電動歯ブラシはスマホで磨き方のコントロールもできる

 シャオミの製品販売店「小米之家」は中国各都市の他、台湾や香港などの周辺国にも広がっています。

 ですが、すべての製品が販売されているのはまだ中国のみ。ここまで旅行関連製品があるのならば、各国の空港にある無印良品の「MUI to GO」のように、専門店を出してもいいかもしれません。シャオミの「非・スマホ製品販売店」ならば、日本への展開もできるかもしれませんね。

山根康宏さんのオフィシャルサイト

「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!

 長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰〜山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!

 「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!

→ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰〜山根博士の携帯大辞典」を読む

ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。

→ASCII倶楽部の詳細はこちらから!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事