Xenomaは8月2日、スマートアパレル「e-skin」を個人開発者向けに提供するため、Kickstarterプロジェクトを開始したと発表。
e-skinは、洗濯も可能な普通の「服」でありながら、センサーを搭載してユーザーの動きを認識できるというもの。VRなどのゲームコントローラーとして使用することで、直観的で没入観のあるユーザー体験をもたらすほか、ジョギングやヨガなどの運動フォームのモニタリングにも活用可能としている。
これまで法人向けのみの提供だったが、量産体制が整備されたことによって個人ユーザーに提供できるようになった。
開発用のSDKには、WindowsとAndroid(Visual C#・Unity)とJava SDKに加え、Microsoft HoloLensなどとの連携を可能にするUWPアプリ用SDKを用意。また、MacOS・iOSやUnreal Engineなどにも対応開発環境を拡張する予定だという。
Kickstarterでは、先着100名限定の支援プランで479ドルからe-skinが受け取れる。ライセンスは個人ユーザー向けとなっており、内容物は法人向けと同様のe-skin Shirtとe-skin Hub、SDKのセットのほか、ミニゲームアプリをダウンロードできる。支援の受け付けは9月6日まで、目標額は5万ドルとなっている。
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