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新卒3年目ダイドードリンコ敏腕女性営業に無理なお願いをしてみた

2017年08月09日 15時00分更新

文● ナベコ 撮影●高橋 智、岡田清孝
提供: ダイドードリンコ

 「自販機を自分の家の近くに設置して!」「夏だけどホット飲料を入れて!」記者ナベコが自販機を好き放題にしようとダイドードリンコの人たちにお願いしていく小連載を4週にわたってお届け。自販機にはどういう人が関わっているのか。自販機の背景にあるストーリーが重なります。

ダイドードリンコのキーマンに「挑戦」していく企画です。

 前回のあらすじ……。おしゃべり自販機を自分の好きな方言にしてほしいとダイドードリンコのルートセールスの人にかけあってみたナベコ。交渉をかけた飲料補充対決で玉砕しました。今度は自販機を自分の都合がよい場所に設置してもらうべく、自販機の営業の人にかけあいます。

「私のために自販機を設置して」お願いしてみた

 自販機を家の近くに置いてもらいたい。自分の家には設置できなさそうなので近くのオフィスの敷地に。そんなお願いをするべくダイドードリンコの自販機の営業担当の人を探してみました!

ダイドードリンコ法人営業部 大石実咲さん。

「こんにちはナベコです」

ナベコ「たのも~」

大石さん「後ろから声がしたのでびっくりしました!!」


●法人営業部 大石実咲さんにお願いしてみた
法人営業とは:全国区にまたがる企業相手に自販機の新規設置を目的として営業するお仕事。クライアントにぴったりの自販機を提案します。


ナベコ「家の近くのオフィスビルの敷地に自販機を設置してもらいたいんです」

ナベコ「お願いします」

大石さん「オフィスの方に面識はありますでしょうか? 自販機を所望してらっしゃいますか?」

ナベコ「オフィスの方のことはわからないですけど、オフィスの敷地の近くを毎日通る私が自販機を利用しますし、欲しいと思っています」

大石さん「オフィスの方と話してみないとわからないので、すぐの設置は難しいですね」

ナベコ「そこをなんとか!」

営業力をクイズで勝負

大石さん「そこまで言うならクイズで対決しませんか? 自販機は簡単にポンと置けるわけではないということをわかっていただけるかと思います」

「ではクイズを出します」

ナベコ「いいですよ、お願いします!」

大石さん「自販機を置いていただきたい企業様がいらっしゃった時、どういう提案をしたらいいと思いますか?」

「値下げ一択です!」

ナベコ「もちろん、値下げをする」

大石さん「ハズレです。値下げだと単純に条件交渉になってしまいます。そうではなくダイドードリンコならではの提案でお客様に満足いただくために、オーナー様が抱えていらっしゃる課題をお聞きしています」

大石さん「そんな簡単ではありません」

ナベコ「う……、ハズれた。自販機をすぐに設置してもらえなくて残念です。課題を聞いたところで自販機がなにかできるのでしょうか?」

大石さん「例えば、災害対策に取り組んでいきたいという企業様には、災害時には飲料が無料で提供できる災害対策機能付き自販機のご提案などを行なっています」

ナベコ「なるほど、自販機にもいろいろな機能があるのですね」

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