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肉好き穴場の「にくスタ」に行って来た

1kg級トマホークステーキに圧倒!カタマリ肉を財布に優しく食べるならココ

2017年07月19日 18時25分更新

写真は1160gのトマホークステーキ。肉食獣のようにかぶりついちゃいました!

 ごきげんよう、アスキーのナベコです。先日シンガポールの「ナイトサファリ」に行ってきました。世界でも珍しい夜間の動物のウォッチングに特化した動物園で、ゾウやキリンなど動物が活動している様子を間近で見られました。中でも印象に残ったのは肉食獣たち。ライオンやトラたちはどっしりした体躯でありつつ筋肉がしなやかで堂々たる存在感がありました。私も美しい肉食獣になりたい!

■ステーキ専門店「にくスタ」に行って来た!

最寄駅は東西線南砂町駅。

 肉食獣になるための第一歩。今回はやばめなステーキのお店を見つけたので紹介いたします。

 カタマリ肉ステーキ&サラダバーのお店「にくスタ」は東京メトロ東西線の南砂駅(江東区)から10分ほど離れたショッピングエリア「トピレック」の一角にありました。

サラダ&デリカバーは料理とセットで790円(税抜)。単品の注文で1090円(税抜)。

 ファミリーレストランらしい明るくて入りやすい雰囲気。女性やファミリーにとって嬉しいサラダ&デリカバーがあります。

野菜の一部は有機野菜。もやしのナムルといったお惣菜もあります。

冷製パスタやペンネと言った主食になりそうな惣菜も。

限定のガーリックライス。

くだもの

コーヒーゼリー。

サラダ&デリカバーにはソフトクリームもありました。自分で盛れて楽しいです。

 にくスタは現在2店舗のみの展開で、もう1店舗は南蒲田にあるそうです。このお店の「トマホークステーキ」がやばいということ!

■目当ては豪快なトマホークステーキ

トマホークステーキとは豪快な骨付きのリブロースのこと。

 “トマホーク”とはアメリカ先住民族が使っていた斧のこと。骨付きのリブロースが斧のように見えるのでトマホークステーキと呼ばれることがあるのです。

 重量級のステーキを骨付きで焼き上げるというとにかくワイルドなメニュー。肉食獣の血がたぎります。食らいつきたい!

店員さんが案内してくれました。

重量はカットによって変わってくるので、その日の仕入れの中から選びます。

 にくスタのトマホークステーキは、価格は1g5.5円。重量は800g~1200g程度です。

 1g5.5円は専門店の中でもかなり安いほう。例えばカジュアルな雰囲気の本格ステーキ店として店舗を拡大している「いきなり!ステーキ」ではリブロースステーキが1g7.3円。

 切り出し方によって重量は変わってくるため、店員さんが案内してくれた中でお客さんが選ぶという仕組み。

 この日は1160gで頼みました。お願いいたします!

「おまたせしました。トマホークステーキです」

 焼き上げがりにかかる時間は10分前後。他のステーキ同様、両面を炭火で焼いてから最後にオーブンで全体的に火をかけて仕上げるということ。さすがに、ふつうのステーキよりも焼くのに時間がかかります。

■あまりに大きくびっくりした

トマホークステーキ1160g

 だだ~ん、登場しました。

 で、で、でかい!

真上から撮るとこんな感じ。大きさがよくわからない。

こちらが横から見た感じ。

ぶあつさ、わかりますかね。

 「ほぉ!」と思わず間抜けな声が出てしまう。それくらいに、わけわからない大きさで圧倒されてしまいました。どうしても写真だと伝わりづらいのですが、実物を目のあたりにすると、分厚さといい骨がついたワイルドな感じといいスケール感がやばいです。

テーブルで店員さんがコショウを振ってくれて仕上げです。

 おもしろいことに、店員さんが席まで持ってきてくれる時に他のお客さんも思わず見てしまい「ギョッ」とした顔をしていました。ふだんなかなか見ない大きさのステーキですから。ちょっと優越感です。

 今回焼いてもらったのは1160gのトマホークステーキ。1g5.5円(税抜)なので、塊で6380円(税抜)になります。

 値段だけ見てしまうと高そうですが、通常のステーキは160g~200g程度なので、例えば6人で食べるのであれば1人あたりは1000円ちょっとになる計算。人数が多いと安く済みますし、肉食獣的には少人数で満足いくまでがっつり食べるのがよさげ。

■記念写真を撮影

 店員さん「よかったら記念撮影をどうそ。ペーパーナプキンを使ってしっかりと骨を握ってください。カメラ側に肉を突きだすようにするとよい写真が撮れます」

前に押し出す感じで撮るとナイス。テニスラケットのよう。

 インスタ映えする大迫力の写真の撮り方のレクチャーをしてくれました。写真だとスケールがわかりづらくなってしまうので、思いっきりカメラに近づけるようにして撮るといいのですね。

■切るのも豪快にならざるをえない

 記念撮影(大事)を終え、肉にとりかかりましたよ。

豪快に切る感じ。

おお~分厚い!

 まず骨の部分を切り落とし……。刃を直角に立てる感じでグリグリ行くと良さそうです。これはカットするのも重労働!

焼き石を好みで使えます。

 内側は赤身がかったミディアムレアの状態。焼き石も提供されるので、好みで炙ってから食べられます。レア好きは焼き石を使わなくてもいいかもしれませんが、私のオススメは少し表面を少し炙ってから。そのほうがうまみをよく感じられるように思います。食べている途中に覚めてくるというのもありますしね。

■いただきまーす!

肉食獣のように!

 がぶり。

 遠慮なく大きなカットを食べたため、肉の身のどっしりした感じが口の中でいっぱいに。気分は肉食獣。最高です!

 おいし~い!

 部位はリブロース。背中の部分の肉で脂が適度に乗りつつも肉本来の味わいが楽しめる部位です。いただいたトマホークステーキはクセもなく食べやすく、噛みしめれば噛みしめるほど脂のジューシーさやお肉のうまみが感じられます。

 肉質が柔らかいので分厚いカットを食べても噛みきれないということはありませんでした。ふかふかしていて弾力があって、不思議なことに食べているうちに肉の優しさに包まれている気分になりましたよ。

サラダ&デリカバーのガーリックライスが合いました。

 カタマリ肉をまるごと焼くからこの柔らかさは引き出されるもの思います。ワイルドですけど肉のおいしさを逃さず感じられるメニューかと。メキシコ産の肉を一回も冷凍せずチルドで仕入れているというのもおいしさの秘密だそうです。

■味変はできる?

 さて、トマホークステーキを一緒に食べたのは私を3人。3人で肉の奪い合いです。塊の中でもおいしそうな部分を仲間とけん制しあいながらがっついていきます。例えるとライオンとジャガーの獲物の奪い合いのようでまさに骨肉の争い。

 いかんせん量が多いので小競り合いをしていると徐々に消耗して無口になっていきます。そのうちにみんなが肉食キングダムの同胞に思えてくるのが不思議。

サラダ&デリカバーの調味料を使用して味変も?

 肉はあまりクセがないので、そこまで飽きることはないのですが、味変のためにサラダバーから調味料をもってくることもできます。

 ステーキソースはバリエーションがなかったためケチャップやマスタードを使ってみましたが、酸味が強くてちょっとステーキに合わないかも。ステーキソースやスパイスの数がさらに増えてほしいなと思いました。

パイナップルは肉の合間に食べると口の中がすっきりしました。相性が良いのでオススメです。

■ごちそうさまでした!

 ガツガツと食べること20分程度。ステーキは骨だけになってしまいました。

まるでマンガのような骨。

 3人とも肉食獣になって1160gの骨付きステーキを食べきりました。お腹いっぱいになったというのと、マンガのように骨だけが残った様子に気分的にも満足。

 ふだんだったら酒をたくさん飲みたい酒好きな記者ですが、この日ばかりはお腹に酒が入る隙間がなくなりあまり飲めませんでした。ですが、お酒好きな人にとってはビール含めたアルコールが好きなように飲める大人のドリンクバーもよさそう。2時間1200円(税抜)。

今回は1杯しか飲めませんでした。その場合、「1杯だけジョッキ生ビール」が頼めます。390円(税別)

こちらが大人のドリンクバー。ビール。

ワイン。

焼酎やリキュール。

果実酒など。すべて飲み放題。

■ランチタイムは予算1200円ほど

 にくスタでは、トマホークステーキ以外にも「ランプステーキ(180g)」990円(税別)、「ミジステーキ(180g)」990円(税別) 、「ブリスケットスカート(180g)」990円(税別)といった単品料理もあります。少しずつ頼んで居酒屋感覚での利用もできそうです。

ランチタイムメニューがお手ごろそう。

こちらもランチタイムのメニュー。ただし、土日祝日はランチをやっていません。

 ランチタイムだと、さらにおやすく「MIXカットステーキ(150g)」がサラダ&デリカバー付で1190円(税別)、「鉄板焼やわらかハンバーグ(150g)」がサラダ&デリカバー付1090円(税別)など。平均予算は1200円ほど。近くにお住いの場合は、まずはランチを試してみてはどうでしょう。

店舗の装飾にあった不思議な亀。お店に行った際は探してみてください。

■行ったお店
「カタマリ肉ステーキ&サラダバー にくスタ トピレック南砂店」
住所:東京都江東区南砂6-7-15 トピレックプラザ西館2F
営業時間:11時~15時/17時~22時30分
※平日11時~15時はランチタイム。土日祝日はランチタイムはありません。

■関連サイト



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ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!

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