都内では暑い日が続いておりますが、みなさん体調はいかがでしょうか? こう暑いと夏バテに気をつけたいものですね。酒好きな記者にとって夏バテに一番効くのはお酒(たぶん逆効果)ですが、うなぎもいいですよね。そういえばもうすぐ土用丑の日ではないですか!
2017年の土用丑の日は7月25日と8月6日。私は思い立ったら待つことができず、先駆けてうなぎを食べてきましたよ。
■神保町「うなどん丼」はうな丼が500円
行ったのは、今年6月神保町に1号店がオープンした「うなぎ専門店 うなどん丼」。ワンコイン500円から食べられる「うな丼」が名物です。毎月10日にはさらに安く390円になるというので、10日が一番の狙い目です。
私が行ったのは10日ではなかったのですが、それでも十分に安い500円の「うな丼」が目当て。去年は、吉野家、すき家、なか卯などのうなぎを食べ比べてみたのですが、丼チェーンでもレギュラー700円台からだったので、500円とは圧倒的に安いですよね。
「うな丼(レギュラー)」500円
さて、券売機で食券を買おうとしたら目についたものが。なにー! ちょい飲みセットがあるじゃないですか。
「うな丼+鶏の唐揚げ+瓶ビールorハイボール」980円
「うな丼+厚焼き玉子+瓶ビールorハイボール」980円
「うな丼+キムチ+瓶ビールorハイボール」980円
「うな丼+アジフライ+瓶ビールorハイボール」980円
「うな丼+枝豆+瓶ビールorハイボール」980円
「うな丼+ポテトサラダ+瓶ビールorハイボール」980円
お酒の単品価格を確認すると、瓶ビール(中瓶)は590円。念のために店員さんにセットのうな丼がレギュラーと同じかきいてみたら、まったく同じということ。絶対にオトクじゃないですか。
■うな丼、アジフライ、ビールのセットにしました
昼の時間帯でしたが気にせず、「うな丼+アジフライ+瓶ビール」をチョイス。アジフライは単品価格190円なので、うな丼(500円)+アジフライ(190円)+瓶ビール(590円)=1280円→セット価格980円と、300円安くなりました。うれしい。マンガ雑誌が買えちゃう!
食券を渡すと速攻で瓶ビールを出してもらえました。ちなみに当然ですが、昼間に酒を飲むからといって変な顔なんてされませんでしたよ。実質は、神保町なので日中はサラリーマンや学生の利用が多そうですが。
やや間を置いて、アジフライ、そしてうな丼の順に出てきました。空いている時間帯でしたが、うな丼が登場するのに7、8分ほどかかりました。きいたところ、うな丼は注文を受けてから丁寧に焼いているそうです。リーズナブルな価格帯ですが、専門店だけあってこだわりがあるのですね。
■500円のうな丼が登場
こちらが500円のうな丼とセットのアジフライです。
うなぎはひと切れで、ご飯の白い部分がたっぷりと見えます。正直、まあ、500円だからしょうがないな、というボリューム感。しっかりうなぎを食べたい人はダブル(980円)にしたほうがよさそうです。
「うな丼ダブル」980円
とはいえ、多少は丼がさびしげでもおつまみとビールが付いて1000円以下というセットは安くてすごい。さっそく嗜んでみました。
■いただきまーす!
うなぎにはタレがかかっていますがご飯にはタレがかかっていないので、テーブルにある「秘伝のタレ」をお好みでかけます。少し辛めな味付けということ。かけてみると、一般的なうなぎのタレと大きく差はない範囲ですが、意識してみると確かに甘辛で濃いめ。ご飯がよくすすみます。山椒もかけるとピリリと風味があってよい感じ。これぞうな丼!
うなぎはふんわりと柔らか。小骨がつっかかる感じや、皮がゴムのような感じというのはありませんでした。さすが専門店、と言っても良いほど気をつかって焼き上げているのがわかります。
柔らかくておいしい~!
身も厚いのでうなぎのボリュームこそ少なかったでが幸せを感じました。500円といって侮ってしまうかもしれませんが、質はよかったです。
■卓上のお漬物で最後までおいしく食べられる
ご飯より先にうなぎを食べきってしまった場合も、卓上のお漬物を乗せて最後までご飯を気持ちよく食べられます。ご飯があまるかも、という心配も平気。
■アジフライは大きめサクサク
セットのアジフライはソースをかけて提供してくれました。身が大きくて、食べごたえがありましたよ。衣はサクッとよい食感。いたずら心で秘伝のタレをかけてみたら、味が濃くなってビールが進みました。
悩んだのは、うな丼を先に食べるか、後に食べるか。酒飲みとしては飯物を〆でいただたいのですが、せっかくのうな丼なのでお腹空いているタイミングでかっこみたい願望があります。アジフライだと先に行くとお腹にたまっちゃいそうなので、考えました。(結局はうな丼+ビール→アジフライ+ビールの順番でいただきました!)
■ひとりでサッとうな丼飲みしたい時に
うな丼をメインにしたいなら、セットのおつまみを枝豆にして、うな丼が提供されるまでの間にビールと枝豆で喉を湿らせておいて、うな丼が提供されると同時に熱々の状態でかっこむのがよさそう。もちろん、お酒無しでうな丼ダブルという手も大アリ。
いずれにしてもたった980円で楽しめるうなぎ飲みです。ちっともお金をかけていないのにとても贅沢な気分になれました。カウンター席なのでひとりでサクッと利用できそう志、酒飲みにもうなぎ好きにもどちらにも好まれそう。
「うなぎ専門店 うなどん丼」神保町店
東京都千代田区神田神保町2-2-38 小林ビル
営業時間:11時~23時
定休日:なし
■関連サイト
ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!
人気の記事:
「酒好き必訪!超コスパの神楽坂「塩梅」の日本酒飲み放題
」「串カツ田中が100円均一なので、一番高い串を食べてきた」「アラサーが女子大生にまんまと成りすませるか試してみた」「“噂のダイソー100円ワインを飲んでみた」
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります