特徴ごとにスマホを選ぶ!
3ジャンルで最強のスマホはコレ!
スマホを選ぶ基準として、カメラ、サウンド、コスパ別に、それぞれ最強のキャリアスマホを決めた前回(関連記事)。カメラはドコモの「Xperia XZ Premium SO-04J」、サウンドはauとソフトバンクの「HTC U11」、コスパはドコモの「arrows Be F-05J」に軍配が上がった。
今回はSIMフリースマホに限定して、この3ジャンルから最強スマホを決めたい。はたしてスマホ三銃士はどれだ!?
カメラ最強SIMフリースマホはコレ!
ファーウェイ「HUAWEI P10 Plus」
HUAWEI P10シリーズのうち、5.5型(1440×2560ドット)のディスプレーを搭載している大きいほうのモデルが「HUAWEI P10 Plus」。前モデルの「HUAWEI P9」シリーズでは、大画面のPlusは発売されなかったので、国内ではシリーズ初投入なる。
ファーウェイのフラッグシップモデルといえば、ライカと共同開発によるデュアルカメラがポイント。P10 Plusも背面のメインカメラは、1200万画素のカラーセンサーと2000万画素のモノクロセンサーを搭載したデュアルカメラ仕様。片方を望遠ではなくモノクロセンサーとすることで、より明暗をはっきり出せるようになっているのがポイント。また、モノクロセンサーは前モデルの1200万画素から2000万画素にアップしているので、デジタルズームの際に2倍までは、ほとんど劣化せずに撮影できるようになった。
さらにレンズは開口部F1.8のSUMMILUX-Hとなっている。これはHUAWEI P10のSUMMARIT-H(開口部F2.2)よりも明るい。このカラー+モノクロのデュアルカメラと明るいレンズにより、夜景や屋内など暗いシーンでもしっかりと明るさの階調が出る写真が撮影可能。フロントカメラもP9は通常のレンズだったが、P10/P10 Plusはライカレンズとなっている。
また前モデルから引き続き、ボケを自在にコントロールする「ワイドアパチャー」や、ライカカメラのようなモノクロ写真が撮影できるモードなどを搭載。さらに、人物撮影では新たにポートレートモードが加わった。
ポートレートモードは、人物の凹凸などを190のポイントから立体的に分析して、光の当たり具合が自然になるように調整し、プロのメーキャップアーティストが施したような、自然な肌の質感をだす。さらに背景をぼかすことで、より人物を際立たせた作品に仕上げることができる。
誰でも手軽にプロ風の写真が撮れるのがP10 Plusの魅力。価格は約7万円だが、カメラ機能をメインに端末を探しているなら絶対に後悔はしないモデルだ。以下、実際にP10 Plusで撮影した作例を紹介するので、購入を考えているなら参考にしてほしい。
※写真は原寸大です。パケット通信料にご注意ください(4~8MB程度)。
HUAWEI P10 Plus | HUAWEI P10(参考) | |
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ディスプレー | 5.5型IPS液晶 | 5.1型IPS液晶 |
画面解像度 | 2560×1440ドット | 1920×1080ドット |
サイズ | 約74.2×153.5 ×6.98mm |
約69.3×145.3× 6.98mm |
重量 | 約165g | 約145g |
CPU | HUAWEI Kirin 960 2.4GHz×4+1.8GHz×4(オクタコア) |
|
メモリー | 4GB | |
ストレージ | 64GB | |
外部ストレージ | microSD(最大256GB) | |
OS | Android 7.0(EMUI 5.1) | |
対応ネットワーク | LTE:バンド1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/26/28/29 /38/39/40/41 W-CDMA:バンド1/2/4/5/6/8/19 |
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キャリアアグリゲーション | ○(3CC CA対応) | |
DSDS(4G+3G) | ○ | |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) | |
カメラ画素数 | リア:1200万画素(RGB)+2000万画素(モノクロ) /イン:800万画素 |
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バッテリー容量 | 3750mAh | 3200mAh |
SIM形状 | nanoSIM×2 | |
USB端子 | Type-C | |
カラバリ | グリーナリー、ダズリングゴールド | ダズリングブルー、プレステージゴールド、ミスティックシルバー、グラファイトブラック |
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