これまで、デザイナーの主戦場といえばデスクトップPCが中心だったが、最近はノートPCでもパワフルな製品が増えてきたため、ノートPCを利用した作業環境も少なくない。またデザイナー業界も、紙媒体よりはWebサイトを製作するWebデザイナーや、スマホゲームを制作するゲーム系デザイナーなどが増えており、画面上だけで作業が完結することも多い。そうなるとディスプレイの存在は重要だ。今回はそんなWebデザイナーに適した製品であるBenQ『PD2700Q』を紹介しよう。
ノートPCの狭い画面から開放
Webデザイナーとなると、ユーザーが見る環境がスマホやノートPCである場合が多いため、作業環境もノートPCで完結させてしまうこともある。最近はフルHD以上の解像度のあるノートPCも多いので、解像度的には十分ではあるが、画面サイズは13インチや15インチクラスとなるため、文字サイズを大きくしたりすると、実質解像度は小さくなってしまう。
すでにその画面サイズに慣れて作業していると、作業効率が悪くなっていることに気が付きにくいかもしれないが、デザイナー御用達のアドビ系ソフトなどは、作業用パレットが多く、それらをいろいろと開いていると実作業の領域がかなり小さくなってしまう。そのため無駄に拡大縮小やスクロールを繰り返して作業することになり、効率を悪くしているはずだ。
そこで、外付けディスプレイの活用だ。HDMIやDisplayPortを備えたノートPCなら、ケーブル1つで接続可能。ディスプレイ端子のないMacBook Proでもアダプターを介せば、外付けディスプレイと接続はできる。接続するディスプレイは、デザイナー向けディスプレイがオススメだ。BenQの『PD2700Q』もその1つ。作業の使い勝手を考えられた製品だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう