関東甲信越地方が梅雨入りしました。傘が必要です。
ダイドードリンコは、急な雨などの際に傘を無償で貸し出しする取り組み「レンタルアンブレラ」対応自動販売機を、関東エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉)と愛知県に拡大することを発表しました。傘の活用頻度が高いと想定される場所に優先して設置し、2017年度に最大340台の自動販売機を展開する見通し。
貸し出し用の傘の一部には「忘れもの傘」のリサイクル品が活用され、関西エリア向けの傘を昨年に引き続き近畿日本鉄道が、愛知県向けを名古屋鉄道が、関東エリア向けを西武鉄道と、東京急行電鉄がそれぞれ協力します。
従来エリアでの返却率は約70%
レンタルアンブレラは、2015年10月から大阪市内限定でスタート。2016年6月には関西エリアに拡大し、現在約130台の自動販売機で展開しています。傘を無償で貸し出しするというサービスということで返却率が気になるりますが、ダイドードリンコが検証したところ返却率は約70%。記者が想像していたよりずっとよい数字です。この世知がらい世の中で……。
急な雨降りの時には、近くの自動販売機で傘を貸し出していないか見回してみては。もちろんお借りした傘は必ず返しましょう。
●実施エリア: 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・茨城県
愛知県・大阪府・京都府・奈良県・和歌山県
●実施規模: 上記エリアにおいて、最大で340台の自動販売機
●実施期間: 6月8日(木)から、順次レンタルアンブレラBOXの運用を開始
※関西エリアは昨年より継続展開している。
※終了時期は定めていない。
※一部自動販売機では事前にBOX設置を開始している。
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