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ASUSマザーのツボはしっかり押さえています

低コストRyzenオーバークロックに使えそう X370のベーシックマザー

2017年06月07日 13時15分更新

Ryzen自作にこれから取り組む人や、オーバークロックに低価格で挑みたい人に

 ASUSは6月7日、AMD X370チップセット搭載のマザーボード「PRIME X370-A」を発表した。発売は6月9日で、実売予想価格は2万500円前後。

 ASUSマザーボードのベーシックな機能を採用しながら、シンプルな性能にまとめたATXモデル。カード垂直方向に1.6倍、カード水平方向に1.3倍の強度を持たせた、強化タイプのPCI Express x16スロット「SafeSlot Core」、一般的なLAN機能の2.5倍にあたる最大1万5000Vの過電圧に耐える「LANGuard」、アナログ電源回路に比べて応答性に優れたデジタル電源回路「DIGI+ VRM」、耐食性があり錆びにくいステンレス製バックパネルなどを搭載する。

 そのほかPCの静音化を簡単に実現するファンコントロール機能「Fan Xpert 2+」や、USB 2.0より3倍高速に充電する「Ai Charger」、メモリーの取り付けがしやすいオリジナル形状の片側ロックメモリースロット「Q-DIMM」、ペン先などの押し込みでビデオカードを簡単に取り外せるオリジナルロック機構「Q-Slot」といった機能を盛り込んでいる。

 主なスペックは、対応メモリーがDDR4-3200×4(最大64GB)。画面出力端子がHDMI 1.4b×1、DVI-D×1、D-Sub 15ピン×1。拡張スロットがPCIe 3.0 x16×1、PCIe 2.0 x16×1、PCIe 2.0 x1×2、PCI×2。ストレージポートがM.2×1、SATA 3×6。USBポートがUSB 3.1 Gen 2×2、USB 3.1 Gen 1×6、USB 2.0×6。ネットワーク機能が1000BASE-T×1。

PCIスロットも2本搭載し、レガシーな拡張カードも使える

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