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14インチでもGeForce 1050Ti&Core i7!コスパノートの実力とは?

2017年04月28日 19時00分更新

文● 宮里 圭介 ジサトラ ハッチ
提供: マウスコンピューター

キーボードを自分好みにカスタマイズできる「FLEXIKEYアプリケーション」

 ショートカットやマクロ、ソフトの起動、テキスト入力をひとつのキーで実現してくれるツール「FLEXIKEYアプリケーション」が付属。複雑なコマンド入力をワンキーで呼び出せるようになるため、とくにゲームで活躍してくれるだろう。もちろんゲームだけでなく、エクセルのマクロ代わりに使ったり、メールの定型文を登録しておいたりと、仕事での繰り返し作業を半自動化するために使うのにも便利だ。単純作業を効率化するために積極的に活用したい。

キーの設定は付属ソフトで変更可能。キーの同時押しや順番通りに押していくといった複雑なコマンドも登録できる

 キーボードはアイソレーションタイプで配列は一般的だが、3つの記号キーが横長というやや特殊なもの。実際に打鍵してみるとEnterキーが少し遠く、通常のキーボードとの違和感があった。とはいえ指が届かないほどではないので、慣れてくれば問題なく打てそうだ。キータッチ自体はしっかりしており、ストロークも十分なので、打鍵感に不満はない。

キーボードはEnterキーの左側、3つの記号キーが横長という特殊なもの。テンキーは装備していない

 タッチパッドはかなり大型で、しかもボタンが独立型。タップ操作が苦手な人や、パッド端での誤認識に悩まされていた人には朗報だろう。しかもクリック時の感触が「カチカチ」という音のする堅いものではなく、キーボードどと同じソフトな感触になっている。普段から頻繁に使うボタンだけに、こういった操作性の改良は大歓迎だ。

スイッチ特有のカチカチとした音はせず、ソフトな感触のスイッチへと変更されている。ストロークは少し深めだが、しっかりとした押下感があるのがイイ

ゲーミングノートで話題のVRは動くのか?ベンチソフトで性能チェック

 VRはリアルタイムに仮想現実が楽しめるが、それだけ高性能なPCが必要となる。必要なスペックはソフトやHMDの種類によっても変わってくるが、「NEXTGEAR-NOTE i4400GA1」でどのくらいVRが試せるのか挑戦してみた。

 まずは性能面。CPUこそCore i7-7700HQとかなり高速なものを搭載しているが、GPUはGeForce GTX 1050Tiで、どちらかと言えばエントリー向けのもの。このスペックでどのくらいVR性能があるか「VRMark」でチェックしてみたところ、「Orange Room」でのスコアーは3639だった。VRを楽しめる目安のスコアーが5000なので、今一歩届いていない。

スコアーは3639。軽めのVRゲームを体験するのであれば問題なさそうだが、重たいゲームは難しそうだ

 VRMarkのスコア―はHTCのVIVEなど、SteamVRに対応するVRヘッドマウントディスプレーを、快適にフレームレートで楽しむ指針。Oculus Riftの場合は、最低動作環境をGTX 970からGTX 960まで下げ、ゲームによってはGTX 1050 Tiでも60fps張り付きで楽しめることもある。試しに、Oculus Riftの互換性チェックツールでは、問題なしという結果が得られたので、ゲーム次第ではあるがVRも楽しめそうだ。

Oculus Riftの互換tチェックは問題なかった

 ゲーミングノートは高価なイメージがあるが、クアッドコアのCore i7-7700HQ、3Dゲームが快適にプレイ可能なGeForce GTX 1050Ti、16GBのメモリー、SSD+HDDの2ストレージというリッチな構成ながら、税別14万9800円というのはコストパフォーマンスが高い。さらにコンパクトで軽めということもあり、友人宅で集まってのゲームプレイが楽しめるというのもメリットだ。また、基本スペックの高さからメインPCとしてはもちろん、旅行や出張に持っていく高性能ノートとしても魅力がある。どうせ買うなら長期間、不満なく使える性能のノートPCが欲しいという人にピッタリの1台といえるだろう。

(提供:マウスコンピューター)

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