Radeonに最適化されたゲームでも
RX 580に大きな優位性は認められず
最後にRadeonに対する最適化度が進んでいるDX12タイトルとして「Ashes of the Singularity」でもテストしよう。画質は“Extreme”に設定し、“GPU Focused”テストを実施した。
グラフ内の“Normal/Medium/Heavy Batch”は、処理負荷の軽いシーンから重いシーン、という意味だが、For Honorと同じくGTX 1060のやや下、クロックが上がった分の性能は認められるという結果になった。
クロック改訂版。それ以上でもそれ以下でもない
以上ざっくりとRX 580をレビューしてきたが、AMDの言う通りこれはRX 480のリフレッシュ版である。設計的な新規性はないのでRX 480を持っていた人が飛びつくような製品ではない。今すぐコスパの良いミドルクラスGPUが欲しければ、在庫処分価格のRX 400シリーズを確保した方がずっと幸せになれるだろう。
こうなると気になるのはAMDの切り札“Vega”だ。今日の静けさは来たるべきVegaリリース日に向けた“タメ”の時間だと思いたいところだ。
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