週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

外出シーンでの利便性を高めた普及価格帯モデル

直観的な操作と快適な使い心地を実現! 電動車いす「WHILL Model C」

2017年04月14日 09時00分更新

 WHILLは4月13日、パーソナルモビリティー「WHILL Model C(ウィル モデル シー)」の予約販売開始を発表した。出荷開始予定は6月。

 WHILL Model Cは、フラッグシップモデル「WHILL Model A」のデザインや走行性能を継承しつつ、外出シーンでの利便性を高めた普及価格帯モデルだ。

 工具不要の簡単な操作で、本体を3つに分解できる。また、本体重量はWHILL Model Aからおよそ55%の軽量化を実現したという。外出・旅行先で車に積んで運搬したり、玄関などの小さなスペースに分解して収納が可能。

 前輪には、独自開発したオムニホイール(全方位タイヤ)を採用。高い小回り性能で、エレベーター内、買い物中の通路など狭い空間での方向転換も快適という。また高出力モーターにより、従来の車いすでは難しかった最大5cmの段差を乗り越えられるとのこと。

 電源のオン/オフやスピード調整は手元のコントローラーで操作。アーム部分は跳ね上げが可能なため横からの乗降もスムーズにできるなど、直観的な操作と快適な使い心地を実現したとしている。

カラバリはホワイト/グレー/ブラック/ブルー/ピンク/ゴールドの6色

20Lのかごをボディー下に標準装備

大容量10Ah リチウムイオンバッテリー

およそ2.8kgの軽量設計で、取り外しが可能

 バッテリーは10Ah リチウムイオンを採用。5時間の充電でおよそ16km走行し、1000回の充電が可能だという。

 専用の「WHILL アプリ」をスマホなどにダウンロードすれば、細かな速度や加速度の設定ができるほか、リモコンとしてWHILL Model Cの操作も可能。iOSに加え、2017年秋以降にはAndroid対応も予定している。

 そのほかにも、注意を喚起する音声が流れる「音声案内機能」や「片流れ防止機能」、3G通信モジュールを搭載する。

 サイズはおよそ幅550×長さ985×高さ740~940mm、重量はおよそ52kg。駆動方式は2輪駆動、最少回転半径は760mm、登坂力は10度。価格は45万円(非課税)。

※お詫びと訂正:初出時、価格に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(4月14日)

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります