テクノロジーやエンターテイメント
ビジネスの行く末がココに!
IoTやスタートアップなど、さまざまな未来のアイデアが集まるイベント「SENSORS IGNITION 2017」が23日、虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された。
落合陽一氏と神山健治氏による「近未来社会予測」のトークセッション
今回で3回目となるこのイベントは、リオデジャネイロオリンピック閉会式の演出で有名なライゾマティクスの真鍋大度氏とBABYMETALの振り付けで有名なMIKIKO氏によるキーノートや、ASCII.jpでもおなじみの筑波大学図書館情報メディア系助教でメディアアーティストの落合陽一氏と、「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」「ひるね姫」といった作品を監督する神山健治氏のトークセッションなどが行なわれた。
また、セッション以外にはAI、VRなどをテーマにしたニューコンテンツ・ガジェットの展示もあり、平日にもかかわらずたくさんの来場者で混雑していた。
気になった展示を中心にイベントの様子をお届けする。
Basculeによる「GuitAR HERO」。スクリーンの前に立つと、自動的にロックな髪型とギターが装着され、エアギターのように弾くと音が出る。ヘッドバンギングやネックのアップダウンにも反応する
ココノヱが開発した「ピーポーパニック」。釣りの感覚で、UFOを垂らして人類を回収するゲームなのだが、写真右のセンサーでUFOを検知している。縁日などで盛り上がりそうだ
ピラミッドフィルムクアドラによるお金をスキャンして戦わせるゲーム「MONEY COLOSSEUM」。これは1万円札と1000円札を戦わせたところ。戦闘は自動だが、必殺技のチャンスが来たら500円を3枚入れて発動させることもできる。当然金額が大きいほうが強い。海外の紙幣も対応させることが可能らしいので、最終的には世界中の紙幣と通貨で遊べるかも
大きな話題となっていたのがCerevoの「うごく、しゃべる、並列化する。 1/8タチコマ」。言葉でコミュニケーションが取れる。天気やカレンダーとの連動も
こちらは同じくCerevoの作品で「Taclim」。HMDのほかにシューズ型デバイスを装着すると、実際にそこを歩いているかのような感覚を足で体験できる。木の上や鉄板の上、電気で痺れるフロアなど、様々なシチュエーションが用意されている
monomが開発したぬいぐるみとトークができるようになるボタン型デバイス「ペチャット」。スマホのアプリと連携させ、入力した言葉を喋ったり受け答えをしたりする。子供へのプレゼントにピッタリ。なお、すにでAmazon.co.jpで購入できる
LIFE STYLEによるGoProを使った360度ムービー「360゜3DVideo Experience」。YouTubeと協力して、ホラームービーを制作したとのこと。360度でホラーは恐ろしすぎる……
クナイが展示していたのは、自動ネイルマシン「Neilプリンター」。デザインを選んで手を入れるだけでネイルアートができあがるというお手軽さが女性にウケていた
Mogura VR Studioが出展していた「VR書道」。これは書道をしているところ。書いたものはプリントアウトして持ち帰れた
ブライトテーブルによるグルメコンシェルジュアプリ「ペコッター」。例えば「飯田橋で飲みたい」と話しかければ、飯田橋の居酒屋をピックアップしてくれる
ネクステージが手がけるオンライン観劇サービス「観劇三昧」。全国の劇団をチェックできるので、普段見に行けない地方の演劇を見られるのはうれしい
NOMLABの「SQUEEZE MUSIC」。音楽でジュースを作ってくれるとのことなので体験してみた
まずは楽曲選択から。ダフトパンクもマイケルもいいけど、男は黙ってBABYMETAL。「ギミチョコ!!」なのでさぞかしパンチの効いた味になるかと予想
再生中の音楽を「Happy」「Romantic」などに分析し、そのムードを感じやすい味のドリンクを自動作成する。例えばRomanticだと甘い、Sentimentalだとしょっぱい、Sadだと苦いなど感情と味が直結している
なんと「ギミチョコ!!」のイントロはSadという分析! チョコを食べたいけと太るのもイヤという少女の葛藤を唄った曲だけに、哀しいのか……
Aメロに入るとややRomanticでExitingだったので、このようなドリンクになった。Sadは青汁だったのでほろ苦い味だった……