グーグルは3月21日(現地時間)、Androidの次期バージョンにあたる「Android O」のDeveloper Previewを公開した。すでにNexus 5X/6P、Nexus Player、Pixel/Pixel XL、Pixel C向けのイメージが開発者向けに用意されている。
Android Oでの変更点として、まずAndroid 7.0でも行なわれたバッテリーライフの改善が高い優先度で進められている。バックグラウンドのアプリの動作を自動的に制御する。
また、「Notification channels」という新機能が追加された。これまでの通知はアプリ単位で表示されていたが、チャンネルとしてアプリ内で通知のカテゴリー化が可能になる。また、ユーザー側もチャンネルごとに通知のオン/オフの設定ができるというものだ。
このほかには、アプリ起動中に小さな窓で動画などを表示する「Picture in Picture」、1つのアイコンで場面に合わせて実際の表示を変える「Adaptive Icons」、ソニーが開発したBluetoothでの高音質コーデック「LDAC」などがサポートされている。
現在公開されているのはα版の扱いとなるPreview 1。5月公開予定のPreview 2ではβ版扱いになり、その後Preview 3、Preview 4と進み、2017年第3四半期に正式版が公開されるスケジュールが公表されている。
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