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Android 8.0は今夏中に登場! Android Oの最終ベータ版が公開

2017年07月25日 19時00分更新

 グーグルは、Androidの次期バージョン「Android O」の最終ベータ版となる「Developer Preview 4」を公開した。ベータプログラム参加者にはNexus 5X/6P/Player、Pixel/Pixel XL/Pixel C向けのアップデートが提供されているほか、イメージも用意されている。なお、実際にDeveloper Preview 4を適用した端末において、OSのバージョンは「Android 8.0.0」と表示される。

Nexus 6Pに適用させたところ。バージョンは例年どおりに「Android 8.0」になりそうだ

 正式版の公開はカレンダーどおりに今夏の末頃を予定。新規APIの最終バージョンはすでにDeveloper Preview 3で提供されており、Developer Preview 4は正式版に向けたバグフィックスや最適化が中心になっている。

 Android Oの新機能には「Notification Channels」「Notification dots」「Pinning shortcuts」「Autofill」などがある。

 Notification Channelsは、従来はアプリ単位で管理されていた通知を、アプリ内で複数のチャンネルに分けて管理できるようになった機能。一例を挙げると、SNS用のアプリで複数のアカウントを登録している際、アカウントごとに通知をまとめることなどが可能になる。

 Notification dotsはホーム画面上のアプリアイコンにドットを表示することで、通知の存在を知らせる機能。Android 7.1では「Application Shortcuts」と呼ばれる、アプリアイコンの長押しで各種機能や通知へのショートカットが表示される機能が追加されているが、これと組み合わせて利用するものとなる。

数字のバッチではなく、ドットで通知の存在を知らせる

 Pinning shortcutsはアプリの特定機能へのショートカットをアプリアイコンのように置ける機能、Autofillは対応アプリでフォームの入力を自動化するというものだ。

アプリの機能へのショートカットを作れる

 間もなく正式版リリース予定のAndroid 8.0。あと発表されていないのはコードネームだが、何になるのだろうか。こちらも含めてお楽しみと言える。


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