低価格スマホやSIMも入るAlcatelの2in1 PCも同時に発表
Alcatel「A5 LED」はミドルレンジ機とは思えない特徴が満載! 交換式カバーで機能も追加できる
Alcatelブランドのスマートフォンを販売するTCLコミュニケーションはMWC 2017に合わせてスマートフォン新製品を発表。中でも注目は背面パネルが光る「Alcatel A5 LED」です。
製品名が表すように、A5 LEDは本体の背面にLEDが複数埋め込まれています。この背面カバーは交換式で、追加機能を持ったカバーに交換可能。
モトローラのMoto Modsはアタッチメントを背面にマグネットで貼り付けますが、A5 LEDは背面カバー方式として同様にさまざまなモジュールを交換できるようになっています。
A5 LEDのスペックはMT6753(1.5GHz、オクタコア)、メモリー2GB、ストレージ16GB、5.2型HD解像度(720x1280ドット)ディスプレー、背面カメラ800万画素、正面カメラ500万画素など。
サイズは146×72.1×7.7ミリ。価格は199ユーロ(約2万4000円)の予定。ミドルレンジクラスのスマートフォンですが、交換可能な背面カバーを提供することで、プラスαの価値を提供してくれます。
LEDカバーは背面のデザインとしてプリセットされたいくつかのパターンのライトを点灯させることが可能。端末を振ることでパターンを変更させることもできます。
また、音楽再生中は音量に合わせて色のパターンが変わります。ほかにもノーティフィケーション機能もあり、Facebookの通知がくれば青い光とライトを「F」の形に点灯します。もちろん通話着信時などにもライトが光って知らせてくれます。
LEDカバー以外のモジュールはショーケース内での展示。スピーカーカバーはスタンド付きで、机の上に端末を立てかけながら音楽やビデオを楽しめます。
バッテリーカバーは3000mAhの大容量電池を搭載。本体の2800mAhのバッテリー容量をほぼ倍増し、ヘビーユースでも1日以上持つパワーを提供。今後さまざまなカバーが出てくることにも期待したいものです。
さて、背面LEDと合体機構だけがA5 LEDの特徴ではありません。アマゾンの音声認識AI「Alexa」対応アプリがインストールされており、今日の天気や予定を口頭で確認したり、対応する家電のコントロールも「電気をつけて」のように話しかけることで操作ができます。ミドルレンジモデルとは思えない、充実した機能と言えるでしょう。
今回発表されたAlcatelのほかのスマートフォンは、低価格が売りの「A3」と「U5」の2モデル。
A3は指紋認証センサーを搭載しながら価格は149ユーロ(1万8000円前後)に抑えられています。スペックはMT6737(1.2GHz、クアッドコア)、メモリー1.5GB、ストレージ16GB、5型HD解像度(720×1280ドット)ディスプレー、背面カメラ1300万画素、正面カメラ500万画素。本体サイズは142×70.5×8.6ミリ。
U5は4G対応スマートフォンながら99ユーロ(1万2000円前後)と、100ユーロを切る低価格モデル。スペックはMT6737M(1.1GHz、クアッドコア)、メモリー1GB、ストレージ8GB、5型480×854ドット解像度ディスプレー、背面カメラ500万画素、正面カメラ200万画素。サイズは140.7×71.8×10ドット。
これらスマートフォン3機種に加え、2in1タブレット「Alcatel PLUS 12」も発表されました。OSはWindows 10、ディスプレーは11.6型フルHD解像度(1080×1920ドット)で、キーボード部分が分離します。
タブレット本体側のスペックはCeleron N3350(1.1GHz、デュアルコア)、メモリー4GB、ストレージ64GB。Wi-Fiは802.11a/b/g/n/acに対応。さらにはWindows Hello対応の指紋認証センサーを搭載します。インターフェースはUSB Type-C端子とmicroHDMI端子、microSDカードスロットを備えます。
キーボード部分とタブレットは専用の7ピンコネクタによる接続。キーボード側にLTEモデムが内蔵されており、Wi-Fiルーターとしてタブレット本体や他のスマートフォンなどと接続可能です。
このキーボード側にもバッテリーが内蔵されているので、タブレットと接続時は給電することも可能となっています。価格は499ユーロで、2017年7月発売予定とのこと。
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