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プロも絶賛! 「MOVERIO BT-300」+ドローンは最強の組み合わせだ!!

2017年03月16日 11時00分更新

ドローン飛行のプロが、「MOVERIO BT-300」を即座に絶賛

 MOVERIO BT-300の便利さは、普段からドローンを扱うプロの人たちにも好評だ。今回のテストフライトには、ダイヤサービス社がSORA.blueブランドとともに展開している飛行練習場「HATAドローンフィールド千葉」に協力していただいた。所属スタッフの小澤貴裕氏に、実際にプロの視点からMOVERIO BT-300を試用してもらったのだ。なお、機体はDJI社製「PHANTOM 4」を利用している。

ダイヤサービス社 認定ドローンパイロット 安全運行管理者 救急救命士(第12102号)/薬剤認定 小澤貴裕氏

SORA.blueブランドのカラーリングを施したDJI社製「PHANTOM 4」を利用

 驚いたのは、実際にMOVERIO BT-300と組み合わせて飛行を開始してもらったところ、すぐに絶賛の声が上がったことだ。何しろ、空中のドローンを見ながらドローンが撮影している映像も同時に見られ、しかも空中と手元の視線移動が不要で負担が少ない。操縦に集中しながら撮影にも気を配れるため、とにかく操縦しやすいという。

 実は、空中と手元の視線移動中に意外とトラブルが起きやすいらしく、アスキー側スタッフで1台、小澤氏が1台ドローンを飛行させるというテストでも、ドローン同士の距離感を把握しやすいなどのメリットも挙げていた。

アスキー側スタッフで1台、小澤氏が1台ドローンを飛行させるというテストでも、ドローン同士の距離感を把握しやすいなどメリットを挙げていた

 また小澤氏は、初代である「MOVERIO BT-100」でもDJI社のアプリを使ってドローン操縦を試した経験があり、MOVERIO BT-300でシリコンOLEDによって明るさが向上し、解像度も上がったことで視認性が大幅に高くなっている点が気に入ったようだ。

 しかも、救命士を育成する教員として一昨年ドローンとMOVERIO BT-100を使って人を探す実証研究を実施しており、高解像度かつ高コントラストのMOVERIO BT-300であればドローンのカメラ映像に映っているのが人間なのかどうか判別しやすくなるだろうと、実用性の面でも太鼓判を押していた。

ドローン飛行中の画面の様子。ドローンのカメラ映像に映っているのが人間なのかどうか判別しやすくなるだろうと、実用性の面でも太鼓判を押していた

 このほかにも、ドローンを視認しながら、ドローンが映す映像を同時に観られるため、スマートフォンを利用した操縦方法とはまったく印象が変わるとしていた。ドローンの周囲の状況を確認すると同時に、視線を落とすことなくドローンがどんな撮影をしているか分かる点が大きいという。被写体に接近しながら撮影する場合でも、実際の距離感を目の当たりにしながら、どんな映像が撮れているか分かるのが便利だそうだ。「手元に視線を落とさず操縦できるので、今までより自由に飛ばせる」と話してくれた。

「MOVERIO BT-300」は、装着に関する完成度の高さも好評価

 先に触れたように、小澤氏は「MOVERIO BT-100」利用経験があり、MOVERIO BT-300の本体重心の改善、ツルの強化など、装着に関する完成度が高くなっている点も好印象を抱いたようだ。プロの目から見てもMOVERIO BT-300とドローンの組み合わせは「最高です」とのことだった。

「MOVERIO BT-100」利用経験があるという小澤氏は、「MOVERIO BT-300」がさまざまな点で完成度を高めている点に驚いていた

「MOVERIO BT-100」

「MOVERIO BT-300」(右写真中央)は、ヘッドセット部分の重量が約69gしかない。「MOVERIO BT-100」(右写真手前)が約240g、「MOVERIO BT-200」(右写真奥)は約88gと着実に軽量化しており、「MOVERIO BT-300」のヘッドセット部分は「MOVERIO BT-100」の1/3以下の重さしかない

ドローン飛行練習場「HATAドローンフィールド千葉」

 今回撮影に協力いただいたのは、ダイヤサービス社が運営するドローン飛行練習場「HATAドローンフィールド千葉」(千葉県千葉市花見川区畑町2916-1)。離着陸場所は約300m2、飛行可能エリアは約1万4000m2と首都圏最大級の広大な敷地を特長としている。人口密集地、人・建物30m未満といった国交省飛行制限の影響を受けない点もポイントだ。公式サイト上から手軽にオンライン予約できるなど、利便性も考慮されている。

写真は、ダイヤサービス社 代表取締役 戸出 智祐(といで のりゆき)氏。千葉マルチコプター協会 理事も務める。今回の撮影では、さまざまなアドバイスをいただいた

 地元自治体にあたる千葉県千葉市花見川区畑町の畑町防災会と「災害発生時の無人航空機飛行協定」を結ぶなど、救急・災害発生時のドローン活用にも力を入れているのだ。

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