週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Jリーグ全試合中継で話題のDAZNがドコモに来た! 月980円で利用可能

2017年02月08日 18時15分更新

 NTTドコモは、スポーツ中継のネット配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」を展開する英Perform Groupとの協力により、新サービス「DAZN for docomo」を2月15日にスタートする。

Jリーグ全試合を放送するなど、昨年から話題のスポーツのネット配信サービス「DAZN」がドコモから提供される

 DAZN for docomoは、昨秋から展開されているDAZNのサービスと基本的には同内容。

 コンテンツでは、サッカーのJリーグ全試合(J2、J3を含む)、ブンデスリーガ、バレーボール(Vリーグ)など、130シリーズ以上、年間6000試合以上のスポーツ中継を含んでおり、ドコモのスマートフォンはもちろん、タブレット、PC、スマートテレビ、Amazon FireTV、Xbox Oneなどで試聴可能。さらに今後はPS3/PS4、Chromecast、ひかりTV、ネイティブのiOSアプリも提供予定となっている。

DAZN for docomoでもマルチデバイスでの利用はもちろん可能。PS3/PS4にも間もなく対応する

DAZNのトップは国内での好調をアピール

 一方注目したいのは料金。オリジナルのDAZNのサービスは、日本国内では税抜月1750円で提供されているが、ドコモユーザーであれば税抜月980円で利用可能。さらにdTVのユーザーの場合、月200円が割り引かれる。

一番の話題はやはり料金。もちろん携帯料金とのまとめ払いも可能

 なお、dTVやdアニメストアといったサービスは、dアカウントを持っているユーザーなら、キャリアは関係なく、同じ料金で利用できるオープンなサービスだが、DAZN for docomoが月980円になるのは、あくまでドコモユーザーのみとなる(ドコモユーザー以外もDAZN for docomoの契約自体は可能で料金は月1750円。dTVとのセットでの200円割引も適用される)。

ラインナップの一覧はドコモのサイトでも公開されている。ただし、DAZNはサービス開始当初に放送予定としていたコンテンツが、その後リストから消えたことなどもあり、信頼性のある情報発信を期待したいところ

 元々のDAZNより大幅に料金が安価になるなど、ビジネスモデル面も気になるところだが、NTTドコモ 代表取締役社長の吉澤和弘氏によると、あくまで月980円の範囲内でレベニューシェアをしているとのこと。また目標については、100万契約はできるだけ早い時期に到達したいとした。

 発表会後半にはJリーグやVリーグのトップのほか、現役選手、OBなどが登壇して、DAZN for docomoへの期待を語った。現在は日本サッカー協会の理事でもある元Jリーガーの北澤 豪氏は「子供にも入りやすい価格」とサッカー普及への貢献に期待したあと、「980円でも入れてくれない親がいたら僕に相談ください(笑)」との冗談で場内を沸かせた。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります