ファミリーマート・サークル K・サンクスでは「紀州産カリカリ梅のタルタルチキンバーガー」(320円)を2月7日から全国で販売開始しました。
なにを隠そう、高校生が参加した「第5回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の決勝大会で優勝したレシピをもとに開発されたメニューです。
現役高校生がレシピ考案ってすごい!!
和歌山の高校生が考えた「梅」のハンバーガー
紀州産カリカリ梅のタルタルチキンバーガーは、和歌山県立神島高等学校の女子3人グループが考案。「和歌山県産の梅を全国の人に知ってもらいたい」という思いで“梅”を使用。「若者が食べたくなる絶品グルメ」がテーマなので、ハンバーガーに梅を加えてアレンジしています。
記者が実食してみました。
“梅”なのでかなりすっぱいのではないかと予想していたら、ピクルスよりも優しい酸味。こってりしたタルタルソースのほどよいアクセントとしてマッチしています。チキンは厚くてしっかりとした食べごたえがあります。それでいて、梅のおかげで後味がさっぱりしていますよ。
米粉を使用したバンズもポイント。和歌山県の熊野地方で生産している米粉をバンズに含めることで、モチっとした食感になっています。ファミリーマートでは今回のメニューのために、米粉のバンズを初開発しました。
やさしい酸味とカリカリの食感。バンズのもちっとした風合い。これが、女子高生が考えた味なのですね!!
受賞メニュー発表会では、優勝レシピを考案した和歌山県立神島高等学校の女子3人グループが登壇して、爽やかな笑顔を見せてくれました。ファミリーマートでメニュー化された商品を手にしてニンマリ。まず誰に食べてもらいたいかという質問に、口々に「家族に」と答えていましたよ。
自分たちで考えたレシピが基になってコンビニの商品ができるって、考えてみるとものすごいことですよね。大会の選考を進むにあたっては、料理人による調理研修を受けたり、レシピをプレゼンするなど、さまざまな関門があったそうです。それらを勝ち抜いた青春の味と考えると、記者は熱いものが込み上げてきます。
各エリアごとにご当地メニューが発売
同じく2月7日から、各エリア限定で「ご当地!絶品うまいもん甲子園」のエリア選抜で優勝したレシピを元にしたメニューが発売。
関東地方では、栃木県立宇都宮白楊高等学校が発案した「まるで餃子バーガー」(348円)が販売されています。宇都宮名物である餃子をバーガーに仕立てたとのこと。
ニラ、キャベツ、豚肉などを炒めた餡が餃子の皮と一緒にサンドされていて、ハンバーガーなのに餃子の味わい! 記者がこちらも食べてみましたが、“餃子バーガー”というネーミングそのままの、ユニークで強烈な味わいでした。
レタス、チーズなども挟まれているため、パンチがあるけどハンバーガーとして味がまとまっているのがスゴイです。珍しい味わいなので、関東地方の人は見かけたらぜひチェックしてみましょう。
各エリアごとに以下のメニューを販売。
東北地方では「辛っとツルツル冷しだしラーメン」(498円)、東海地方では「みえぶーサンド」(268円)、中国・四国地方では「黄金スープの鶏うま塩ラーメン」(498円)、九州地方では「ウドリア」(398円)、九州地方では「山鹿がーるキーマカレー」(498円)、沖縄県「みゃ~くぬみそカツサンド」(250円)。
「ご当地!絶品うまいもん甲子園」は、高校生に日本の食文化を学んでもらうことを目的とした、農林水産省、一般社団法人「全国食の甲子園協会」が主催する料理コンテスト。今回で5回目になりますが、第4回である去年からファミリーマートが協賛。優勝レシピのコンビニメニュー化が掲げられました。
ファミリーマートの商品本部 デリカ食品 赤荻達也部長は「商品化にあたって、メニューの手直しがあまり必要ないほど、完成度が高いレシピが多かった」と賞賛! レシピの採点には基本的に商品化が現実的であるかどうかの基準は設けられていないのですが、「優勝するとファミリーマートで商品になる」というのが励みになって、大会に参加する高校生たちも多いそうです。
高校生パワーはやっぱりスゴイ。高校生のエネルギーを摂取したい人はファミリーマート店頭へ(笑)。
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ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!
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