週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「1人1台」のICT教育環境を実現

トライバンドとDFS障害回避に対応、バッファローの無線LANアクセスポイント

2017年01月25日 13時39分更新

WAPM-2133TR

 バッファローは1月25日、2016年に文部科学省が策定した「教育の情報化加速化プラン」に基づく「児童生徒1人1台の教育用コンピューター環境」の構築に適した法人向け無線LANアクセスポイント「WAPM-2133TR」発売を発表した。PCを取り扱う商社、代理店および直販サイトなどで、3月上旬から販売開始する。価格は10万7784円。

 WAPM-2133TRは、無線LAN規格「IEEE 802.11ac」に対応した2つの5GHz帯と、1つの2.4GHz帯のトライバンドに対応している。

 W52/W53専用およびW56専用の2つの5GHz帯用アンテナを搭載。それぞれのアンテナが同時に通信することで、多台数同時接続における安定かつ高速な同時通信ができるという。

 また、機器の接続を分散するよう自動的に振り分ける「バンドステアリング機能」を内蔵。従来製品と比べて、およそ2倍の転送速度を実現するとしている。

 さらに、気象・航空レーダー波を検知した際には瞬時にチャンネルを切り替える「DFS(Dynamic Frequency Selection)障害回避機能」を搭載。レーダーを検知した際はほかのチャンネルへ瞬時に自動切り替えするという。これにより、通信が切断されることなく安定したタブレット授業が可能だとしている。

 そのほかにも、多台数端末への通信のバラつきを制御する「公平通信制御機能」や、周りの電波や干渉波を検知して自動で最適なチャンネルを選択する「干渉波自動回避機能」などを搭載している。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう