ジェスチャー機能が便利
LGエレクトロニクス「LG X Screen」
800万画素、F2.4。自撮り機能としては、顔認識から2秒後にシャッターを切るオートショットや、ジェスチャーを認識してからシャッターといった機能が用意されている。極端に肌の色を飛ばさないで、ナチュラル路線をキープする動きが目立ったが、つっつ的にはディスプレーの発色の良さが気になったようだ。
ナチュラルな仕上がりのカメラ
モトローラ「Moto Z」
インカメラは500万画素、F2.2、広角85.4度となっている。やはり美肌モードは標準搭載されており、つっつパイセンによると、ナチュラルに仕上げてくれるため、常用してもよさそうとのこと。パーティーショットでは、複数人の顔認識はするものの、占有率の高い人が優先されるという、よくある挙動を見せた。
唯一のWindows 10 Mobile機種だったが……
トリニティ「NuAns NEO」
500万画素、F2.2、24mm。細かく調整できる機能はなく、とりあえず撮るだけに近く、HDRをオンオフにするか、マニュアルモードで露出補正をするくらいが回避策になる。フォーカス速度も遅く、占有率の高い人が優先されると、Andoroid機と比べるとかなり使い勝手は悪い。
ZenFoneでもこれだけ違う!
ASUS「ZenFone 3/ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)/ZenFone Selfie」
HTC Desire EYEの対抗馬として、同じく自撮り特化型の「ZenFone Selfie」、そして最近発売されたばかりの「ZenFone 3」と「ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)」を撮り比べてみた。
- ZenFone Selfie 1300万画素、F2.2、88度
- ZenFone 3 800万画素、F2、23mm、85度
- ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL) 800万画素、F2、85度
3機種のインカメラのスペックは上記のとおり。ZenFone 3/DeluxeのF値は2だが、オートモードだとシーンによって2.4くらいまで変動するようだ。また、いずれの機種も美人エフェクトを搭載しているため、リアルタイムに変化を確認しながら撮影できる。ZenFone 3とZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)の描写は室内は厳しく、ZenFone Selfieは明るくなるといった差があった。つっつパイセンのジャッジとしては、エフェクトが使いやすく、他のアプリで盛る必要がなさそうとのこと。
メーカーの特色が強く出るので
機能を把握してから選ぼう
補正はメーカーの色がよく出ており、世界的な自撮り需要が伺えるものとなった。バランスがよかったものは、光の入り方に気を遣う必要はややあるが、ファーウェイの「Honor 8」がアウトカメラの性能も含めて無難なラインではないだろうか。つっつパイセンも補正機能も含めて気に入っていた点も大きい。テキトーに撮ってキレイにならないのは、スマートではないが、自撮りの場合、撮り直しは当たり前なので気にする部分ともいえる。また、パーティーショットが多い場合は、自分以外の人の顔も補正するのかといった部分もチェックしておきたいところ。
【次回予告】自撮り系アプリ10選!
おじさんでも盛り盛りにできるアプリを紹介
自撮り特集最終回は、アプリ紹介。もちろん、ただのアプリではなく、今女子の間で大流行中の自撮り系アプリを10本厳選して紹介する。どれも簡単に盛れるだけでなく、様々なエフェクトをかけられたりするので、男性でも可愛くなれること間違いナシ!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります