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現役RQが厳しくジャッジ! 自撮りスマホ対決~キャリアスマホ編~

2016年11月07日 12時00分更新

文● 林 佑樹 モデル●荒井つかさ(@22tuttu) 編集●スピーディー末岡/ASCII.jp

現在最強の自撮りスマホと評価が高い
ソニーモバイル「Xperia X Performance」

 インカメラは裏面照射積層型CMOS1320万画素、F2.0、22mm。裏面照射積層型で暗所でも明るく撮りやすい。美肌機能はもちろんあり、顔を検出して気持ち盛った程度の処理が実行される。階調も豊富なので、あとから別のアプリで調整するのもやりやすい。ただ、下記写真を見てもわかるように、背景に引っぱられ気味であるため、露出補正を入れる配慮は必要だ。

 XperiaシリーズでおなじみのX-Reality for mobile、ダイナミックコントラストエンハンサーは、Xperia単体で見るにはいい機能だが、SNSなどに投稿する場合、見る人がXperiaではないこともあるので、上記2機能をオフにして調整したほうがいい。

背景に少し引っぱられているが、自然な感じ

つっつ曰く、スマホを使えるときはスマイルシャッターがオススメなのだそうだ。手を前にもってくると手にフォーカスが合いがちなので、手を顔と同じラインにもっていくといいとのこと

スマイルシャッターは笑顔レベルを設定可能で、思いっきり笑った状態でのみシャッターということもできる

主に中央の人物優先で処理が実行され、顔がすべて入っている場合は顔認識が働き、この写真の場合はスピーディー末岡にも美肌処理が実行されているが、筆者はとくに処理がされていない。また画面端は歪みがあるため、3人で撮影する場合、なるべく中央に寄ったほうがいい

画素数は低いが明るく広角なレンズがウリ
サムスン電子「Galaxy S7 edge」

 インカメラはCMOS500万画素、F1.7、21mm。明るいレンズを採用している点に加えて、21mmと広角であるのが特徴だ。カメラ側に美肌モードが用意されており、デフォルトの状態でも思いっきり盛られる仕様だ。Xperiaと比べると特性の違いがよく現れているともいえる。

 広角の歪み補正がリアルタイムで実行されており、顔を近づけたり、遠ざけたりすると変化がわかりやすい。

思いっきり広角なので、それほど手を伸ばさなくてもいい。その分、画角にも自由度を持たせやすいとのこと。この写真は美肌モードの初期状態のもの

スポットライトモードもあり、顔認識を利用して落ち影も計算されるが、顔だけ不自然になりがちなので、使うポイントが難しそうに撮影していた

美肌モード全開にしてみたもの。手や首も処理がおよんでいる

屋外の場合は、画面内における顔占有率の高い人、次に肌色面積の多い人物を優先して処理が実行される。肌色の補正も同様でスピーディー末岡のみ、顔色がやや緑に引っぱられた

歪み補正は占有率の高い人物を思いっきり優先するため、その周辺の人物への影響は大きい。サツバツ!!

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