バロックジャパンリミテッドは、10月30日より東京都美術館で開催されている「第43回MAF展」において、ファッションの3次元仮想空間と現実の3次元実体像を統合した芸術表現としての6次元アート部門に、ナノメディアのVR技術協力のもと出展した。また、内閣特命大臣外務大臣賞を受賞した。
バロックジャパンリミテッドが扱うファッションブランドの服がVRに出現するというコンテンツが、今回出展された作品。季節はもちろん、それぞれの色、パターン、コンセプトに合わせ、仮想現実に映る世界がめくるめく変わっていく。VRで展開される雄大な風景の中で、置かれた服に近づいて回り込んでみたり、コントローラーを使って服を回転させることも可能だ。歩き回ったり、上を見たり、それぞれの服が持つデザイン性とテーマから拡がる360度の世界を感じられる作品になっている。
作品の制作・開発は、全体のアートディレクションに松浦亮氏(regina)、VR技術に関するトッププレーヤーである、ナノ・メディアと江崎健司氏が担当。リアルの洋服をカメラで自動認識して、360度に広がるVRと本物のような質感のある洋服、臨場感のあるサウンドにより、その洋服に合った仮想世界を実現している。
第43回MAF展 開催概要
開催期間:10月30日~11月6日
開催場所:東京都美術館 1F第4展示室
住所:東京都台東区上野公園8-36
問い合わせ先:03-3823-6921
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