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政府も強く出展依頼 CeBIT 2017のパートナーカントリー調印式

2016年10月04日 20時00分更新

 CEATEC JAPAN 2016のオープニングレセプションに先立ち、日本がパートナーカントリーとして参加する、ドイツ・ハノーバーの国際情報通信技術見本市“CeBIT 2017”の協力合意の調印式が10月3日に行なわれ、主催するドイツメッセとJETROの間で覚書の署名がなされた。

 2017年3月20日から24日にドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催されるCeBIT 2017には、5月に行なわれた日独首脳会談において、メルケル首相からパートナーカントリーとしての参加を直接要請され、その場で安倍総理が要請を受けたことで、8月の閣議により参加が決定した。パートナーカントリーとして、JETROがジャパン・パビリオンを形成し、日本企業の展示のほか、シンポジウム、マッチング、ネットワークなどさまざまな併催イベントを実施する。

調印に署名したドイツメッセのマリウス・フェルツマン上級副社長(左)とJETRO(日本貿易振興機構)の眞銅竜日郎理事

 オープニングレセプションの壇上でも安倍総理は、「モノづくりや技術で日本とドイツが連携することで、この分野で世界標準を獲得する大きな一歩になる。世界が驚くような日本の技術を発信し、第4次産業革命をリードしたい」とレセプションに参加した企業、団体に訴え、総理自身も3月にハノーバーへ行き参加することを望んだ。さらに世耕経済産業大臣も重ねて参加を依頼するなど、CeBITへ初となる大規模参加に向けて経済界に協力を求めていた。

 そのほか、CEATECにも参加する“IoT推進コンソーシアム”が“インダストリアル・インターネット・コンソーシアム”と“オープンフォグコンソーシアム”の2つの団体と覚書署名式を行なった。

 IoTを推進のため約2400の会員企業が集まるIoT推進コンソーシアム、グローバルな両組織と協力することで、国際標準化策定への協力やさまざまな取り組みに向けて、世界と連携していきたいとしていた。

■関連サイト
CeBIT(ドイツメッセ)

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