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とにかく楽でアプリ連携も豊富なWithingsの新体重計「Body Cardio」

2016年10月01日 12時00分更新

乗る位置にシビアだが置き場所を選ばない

 この手のデバイスは平坦なフロアに置かないと正確な計測はできないものですが、Body Cardioはカーペットの上でも測定可能というのがウリ。試しに薄手のカーペットとフロアの上で、2年半近く使ってきた私物のタニタ「RD-900」と違いを試してみました。

こちら年季の入った私物のタニタRD-900

 計測したところBody Cardioはカーペットでもフロアでも同じ66.3kg。対してRD-900はフロアが66.5kg、カーペットが66.2kgと、かなりの差が出ました。

 原因としては、RD-900は四隅の足で荷重を支えているので、カーペットの上に置くと足が潜り込み、裏面全体にカーペットが接触して、足が浮いた格好になる。対してBody Cardioは厚さ1mm程度の細長いすべり止めがついているものの、荷重は最初から裏のパネル全体で受けます。よってカーペット上でも数値は変わらないわけです。

RD-900の裏面。四隅に足があります

Body Cardioの裏面。細い長いすべり止めが2本

 ただRD-900が、体重計のどこに乗っても計測するのに対し、Body Cardioは乗る場所にシビアで、指定位置からずれると計測できません。その代わりに、人がどこに乗っているかを検知し、ディスプレーに矢印を表示して乗る位置を変えるよう促します。じきに慣れますが、最初はこれがちょっと面倒くさい。

 気になるのは同じフロアの上でも、計測値には200gの差があること。誤差にしては大きいので、最初は地域設定を疑いました。ご存知のように地球上の重力は一定ではなく、たとえば北海道よりも沖縄のほうが重力は小さい。そのため電子式の体重計には地域設定があるわけですが、これを揃えても同じでした。

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