週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

カマンベールやチェダ―チーズなど、各社特徴的だった

こんなに違う「6Pチーズ」各コンビニ食べ比べ

2016年08月12日 18時00分更新

 6Pチーズ、お好きですか? 記者(29歳♀)はチーズが好きなので、会社に常備して小腹が減った時に食べていますよ。さけるチーズも好きなのですが1本が100円以上するので、少量だけ食べられるという意味でも6Pチーズが手頃。もちろん、酒のつまみにもぴったりですし。

 ところで、6Pチーズは各コンビニがプライベートブランドで出しているのですが、それぞれ味や食感がけっこう違うので、意識せずに買って「おや?」と首をひねるかもしれません。値段にも少し差があります。

 チーズ好きとして、この差は見過ごせない!

コンビニ4社の6Pチーズを集めてきた!

 コンビニ各社の6Pチーズを集めて比較してみることにしました。集めたのはセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ4社のものを1種ずつ。

左上セブン-イレブン、右上ファミリーマート、左下ローソン、右下ミニストップ

 なお、味の基準にしたものは雪印メグミルクの「6Pチーズ」のスタンダード。半世紀以上のロングセラーであるだけに、6Pチーズといえばこれを思い浮かべる人も多いでしょう。

雪印メグミルク「6Pチーズ」

購入価格:347円
原料:ナチュラルチーズ、乳化剤
1個(18g)の成分抜粋:
 約59kcal
 食塩相当量0.46g
 カルシウム103mg

記者のメモ:硬め

 6Pチーズは種類でいうと“プロセスチーズ”。雪印メグミルクのものはコンビニで買ったら347円でした。コンビニプライベートブランドの平均的なものとより150円ほど高いです。

 ですが、やはりおいしい。華やかな香りにしっかりしたコク。おいしさがしっかり出ていますがクセは抑えられていて、日本人が食べやすいチーズの味わいです。

 記者がポイントとして挙げたいのは、適度な硬さ。やわやわではなく歯の食感もしっかりあるので、おやつとして食べごたえがあります。

 さて、これをスタンダードに各コンビニの6Pチーズを食べていきます。

セブン-イレブン
カマンベールの甘くてコクのある味わい 柔らかめ

 「セブンプレミアム」からは「北海道カマンベール入り クリーミー6Pチーズ」。明治との共同開発製品です。北海道産カマンベールを5%以上使用していると点を推し立てており、味の特徴は“クリーミーな味わい”とのこと。

セブン-イレブン「北海道カマンベール入り クリーミー6Pチーズ」

購入価格:203円
原料:ナチュラルチーズ(うちカマンベールを5%以上含む)、乳化剤、pH調整剤、香料
1個(16.7g)の成分抜粋:
 約53kcal
 食塩相当量0.4g
 カルシウム76mg

記者のメモ:柔らかめ、カマンベール

 カマンベールの濃厚な香りがします。そして、食感がとても柔らかい。雪印メグミルクのものを想像していると、まったく別物なので驚くはずです。正直、私はおやつとして食べるならしっかり食感があるほうが好きなので、この柔らかさは「うーん」と首をひねってしまいます。

 味はカマンベールのクセが出ていて甘いと言えるかもしれません。生ハムと合わせて、ワインのつまみにするとおいしそう。

ファミリーマート
味は抑えめ、上品なコクを感じる 柔らかめ

 「ファミリーマートコレクション」からは「なめらか6Pチーズ」。こちらも、セブン-イレブンと同様に明治との共同開発製品です。特徴は“なめらかでクリーミーな味わい”とのこと。

ファミリーマート「なめらか6Pチーズ」

購入価格:204円
原料:ナチュラルチーズ(うちカマンベールを5%以上含む)、乳化剤、pH調整剤、香料
1個(16.7g)の成分抜粋:
 約54kcal
 食塩相当量0.4g
 カルシウム76mg

記者のメモ:柔らかめ、カマンベール

 

 セブン-イレブンのようにパッケージに書かれているわけではないですが、ファミリーマートのものもカマンベール入り。製造元が同じで、表示されている成分も大差がなかったので、セブン-イレブンのものと同じ味を想像しました。

 が、食べてみるとけっこう違いました。ファミリーマートのほうがカマンベールのコクが控えめ。淡白です。口に入れると、はじめは味をあまり感じないのですが、徐々にチーズの甘みやサワークリームのような酸味が広がる、といった感じです。上品なイメージ。バゲットにたっぷり塗るとおいしそうです。

ローソン
味が濃いけどシンプル 子供向けかも 食感は硬め

 「ローソンセレクト」からは「6Pチーズ」。製造元は六甲バターです。“クリーミーな口どけ”が特徴とのこと。

 

ローソン「6Pチーズ」

購入価格:205円
原料:ナチュラルチーズ、乳化剤
1個(18g)の成分抜粋:
 約61kcal
 食塩相当量0.5g
 カルシウム105mg

記者のメモ:硬め

 

 太い筆字のパッケージの印象から伝わってきたイメージどおり、濃い味わいです。さけるチーズのプレーンに塩味をプラスしたような印象。口に入れると瞬く間にコクが広がって、ちょっと強烈かも。

 ですが、後味は意外にも残らないので、食後感としてはあっさり。子供にも食べやすいはずです。レーズンと合わせて食べるとおいしそう。

 食感は、私の好きな硬めです。

ミニストップ
驚くほど濃厚 料理に使いたい 食感は硬め

 「トップバリュ」からは「チェダーチーズ100%使用 6Pチーズ」。製造元は六甲バターです。

ミニストップ「チェダーチーズ100%使用 6Pチーズ」

購入価格:178円
原料:ナチュラルチーズ(チェダーチーズ)、乳化剤
1個(18g)の成分抜粋:
 約60kcal
 食塩相当量0.5g
 カルシウム106mg

記者のメモ:硬め チェダーチーズ

 価格が約180円と、他社のものより約20円安いのはポイント。

 ローソンは味が濃いと言いましたが、ミニストップもなかなか。口に入れた瞬間こそ控えめに感じるのですが、食べ進めるうちにチーズの濃厚な風味が口に広がります。チェダーチーズを使用しているので味わいもねっとり。おやつに食べるのは少しキツイですね。おつまみです。

 食感は硬めでゴリゴリ食べられます。ですが味が濃いので、そのまま食べるよりも溶かして野菜にかけたりするとおいしそう。

記者は、上品な味のファミリーマートが一番好き
硬めが好みの人であればローソンがオススメ

 4種を食べ比べてみると、やはり特徴が全然違う。明治製造のセブン-イレブン、ファミリーマートが柔らかめ、六甲バター製造のローソン、ミニストップが硬めという特徴がありました。また、味のタイプでおやつ向き、つまみ向きがあるなと感じました。

―――――【柔らかめ】―――――
セブン-イレブン ファミリーマート

ローソン ミニストップ
―――――【硬め】―――――


―――――【おやつ向き】―――――
ファミリーマート ローソン

セブン-イレブン ミニストップ
―――――【つまみ向き】―――――

 はじめに、記者は硬めのチーズが好きだと言いましが、食感関係なく選ぶのであればファミリーマート。味が穏やかで上品なのです。おやつとしてパクパク食べられそう。

上品な味わいであるファミリーマートが一番好きです。おやつとして単体でモコモコ食べたいので、味は濃すぎないほうがありがたい

 硬めのもので選ぶとしたらローソン。ですが、ちょっと味が濃すぎるように感じたので、やはり雪印メグミルクのほうが好きですね。あくまで個人の好みではありますが。

 とはいえ、ここまで各社で味が違うとは、あらためて驚きでした。コンビニのプライベートブランドの6Pチーズは値段がお手頃。どれが自分の好みにぴったりか考えて買ってみるとよいのでしょうね。

 みなさんもよいチーズライフを!

「チーズで胸が大きくなる」という俗説を信じて、今日も楽しくチーズを食べます


ナベコ

寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやっています!

人気の記事:
酒好き必訪!超コスパの神楽坂「塩梅」の日本酒飲み放題 」「串カツ田中が100円均一なので、一番高い串を食べてきた」「アラサーが女子大生にまんまと成りすませるか試してみた」「“噂のダイソー100円ワインを飲んでみた

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事