牛丼の「吉野家」は全国540店舗の「吉呑み」実施店舗において「デジタルボトルキープ」を7月20日より本格導入しました。EPARKが提供する「KeepService」にて架空のボトルをキープするというサービスで、通常価格より割安でビール、焼酎を提供します。
最近ファストフード店での“ちょい呑み”が広まってきましたが、吉野家では先陣を切って、2013年から通常のメニュー以外にちょい呑みできるフード、酒メニューを提供する吉呑み業態を一部店舗でスタートしました。都心部を中心に展開し、2015年にはロードサイド店でも初導入したということ。
ボトルキープサービスは2015年より一部の吉呑み店舗で試験的に行なっており、満を持しての全国展開となります。
キープできるのは「生ビール(10杯)」3000円、「焼酎(10杯)」2500円、「瓶ビール(10杯)」3000円。それぞれ通常価格より500円割安です。KeepServiceサービスにてQRコードを発行し、店舗にて現金支払い。発行された回数券を1回ごとに店舗にて処理していく仕組み。
生ビールや瓶ビールがボトルキープできるという新鮮さは吉野家のデジタルボトルキープならでは。「ボトルではない」とツッコミもありそうですが、そこも面白味です。通常のボトルキープと違って、吉呑み実施の全店舗で共通で利用できるというのも利点ですね。有効期限は6ヵ月。
ボトルキープとはいいますが、内容は前売りで割安となるプリペイドチケットと同じです。あえて“ボトルキープ”とすることで、「自分がボトルキープしているお店がある」とお客さんにとって親しみが増すのではないでしょうか。ちょい呑み、ボトルキープと、酒飲みにとって吉野家がさらに居心地のよい場所になっていきそうです。
あわせて「KeepService」に接続できる「吉野家アプリ」のiPhone版を7月20日にリリース。Android版は8月1日に公開予定ということ。
吉野家アプリでは、吉呑みだけではなく吉野家全体のお客さんを対象に、オトクなクーポンやメニュー情報を配信します。ユニークな機能として、iPhone、Androidの公式ヘルスケアアプリと連動して、カウントされた歩数に応じてクーポンを配信する「歩く割」も備えます。
現在、歩く割のイベントとして「東海道五十三次歩き」を開催中。日本橋からスタートし、歩数に応じて品川宿、川崎宿と旅を進め、ポイントを通過するごとにクーポンが配信されます。なお、五十三次の全行程は70万歩となるそう。
吉野家ではグループを全体で健康に対する取り組みも行なっています。歩く割について吉野家の河村泰貴代表取締役社長は「おいしく食べて健康になってほしい」と語りました。
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやってます!
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