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Radeon RX 480の2枚差しは最速GeForceを超えられるか?

2016年07月05日 17時00分更新

ゲームによっては2枚差しの効果なし

 ただRadeonやDirectX12にガチガチに最適化されたゲームであっても、必ずしもGTX 1080よりRX 480のCF-X構成が速くなるわけではないのだ。

 前回の検証でRX 480がOC版GTX 980を超えた「Hitman」で検証する。画質関係はすべて最大だが、アンチエイリアスのみ“FXAA”に設定した。ゲーム内のベンチマーク機能を利用して計測している。DirectX11と12の違いも合わせてチェックしたい。

「Hitman」1920×1080ドットでのフレームレート

「Hitman」2560×1440ドットでのフレームレート

「Hitman」3840×2160ドットでのフレームレート

 Ashes of the Singularityとは対照的に、このHitmanではむしろフレームレートが低下している。Radeonフレンドリーなゲームであっても、2枚差しの効果がないゲームもあるのだ。

 もう一つDirectX12対応ゲームとして「Rise of the Tomb Raider」でもテストした。画質はプリセットの“最高”、アンチエイリアスは“FXAA”に設定。内蔵ベンチマークモードの“地熱谷”におけるフレームレートを比較する。

「Rise of the Tomb Raider」1920×1080ドットでのフレームレート

「Rise of the Tomb Raider」2560×1440ドットでのフレームレート

「Rise of the Tomb Raider」3840×2160ドットでのフレームレート

 こちらもHitmanと同様、CF-X環境においてフレームレートは向上しないどころか、かえって悪化することが確認できた。

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