※週間リスキーはアックン・オッペンハイマーとやんちゃデジタルKidsたちがテクノロジーとサブカルチャーの交差点からお届けする、たいへんマニアックなコーナーとなっております。初見の方はご注意ください。
HTCの2016年フラグシップモデルである「HTC 10」。これまでHTCの端末の命名ルールは「HTC One」であったが、今回から「One」が省略されている。そんなHTC 10のグローバル版が、例によって編集部に転がっていたので、軽くチェックしてみた。女子受けを潔く放棄した感のあるマッシヴな1台だ。
外観と基本スペックをおさらい
付属品などもチェック!
外観から見ていくと、命名ルール変更に伴うからか、全体的に刷新が図られている。HTC端末といえば、センターを外したUSB端子を思い浮かべる人も多いハズだが、USB Type-Cの採用もあってか、本端末は端子がセンターに位置している。ゲーミングで考えると充電しながらプレイの邪魔になりやすくなるため、ちょっと残念だ。
ディスプレーは5.2型WQHD(1440×2560ドット)のSuper LCD 5となっているが、特徴的なのは背面のラウンド形状になるだろうか。エッジを効かせた加工になっており、丸みはないものの、持ちやすさに大きく貢献している。
過去シリーズも持ちやすさ重点な傾向にあったので、この部分についてはHTCらしいと言えるだろう。人によっては角ばっているため、軽く刺さっているフィードバックを得るかもしれないのだが、何気にこれは重要だ。「持っている」感をよく受けられるため、丸っこいスマホでよくある「ハッハー! 見ろよ! 気がついたら地面とKISSしてるぜ!」といったイベントの抑制につながる。
また、HTC One M7から採用されていたフロントステレオスピーカーは廃止されている。その代わりとして、受話口部にツィーター、本体底部にウーファーのデュアルスピーカー仕様で音質を高めている。とても変態で大変よろしい。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります