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せっかくだから日本でもSIMフリー版HTC 10が欲しい

男児のハートを刺激する見た目になった「HTC 10」を軽くペタペタする:週間リスキー

2016年05月31日 20時00分更新

ハイレゾ音源も快適に楽しめる
センサキーはもうひと工夫欲しかった

 流行りのハイレゾにも対応しており、付属のイヤホンもハイレゾ対応だ。低音がやや軽い感じがするものの、女性ヴォーカルの抜けがとてもよくアニソンのリスニングによかった。なお、イヤホンのテストに使用した環境はZoom Tac-2、音源は「いけないボーダーライン」(ワルキューレ、e-onkyo)。

付属のハイレゾ対応イヤホン

ハイレゾは4K録画時にも対応しており、背面の面白いところにあるサブマイクも使用している模様

 ホームボタンは指紋センサーを内蔵しており、見た目としてはハードウェアキーだがタッチ式となっている。また、バックキー、タスクキーもタッチ式で、いずれも感度は敏感。パームリジェクションは実行されていないため、たとえば、カメラで撮影する際に手のひらがバックキーに触れてしまうことが多かった。Galaxy S7 edgeのように一時的にバックキーやタスクキーをオフにする機能がほしいところ。なお、指紋センサーの精度は良好。乳首と登録には失敗したが、乳輪の登録は確認できている。レッツエンジョイ。

Galaxy的なパターンだが、ホームボタンはタッチ式

日本語化はそのままオーケーに見えるが、IMEは表示されているだけだった

 おもなスペックを挙げると、Snapdragon 820を採用し、メモリー4GB、バッテリー容量3000mAh。ストレージは32GBと64GBモデルが存在する。懸念となるSoCの発熱対策だが、フルメタルボディーであるため、全体で速やかに放熱といった仕様だ。

注目機能のカメラ性能をチェック
標準アプリでRAW撮影も可能!

 HTC端末のカメラといえば、UltraPixel。第2世代になり、性能は大きく向上している。画素数は12MP、テスト撮影した限りではダイナミックレンジも十分に広く、色合いもよく、純正カメラアプリ側のチューニングもよくできている。

 手ぶれ補正もあるため、暗所での撮影も楽だった。また、レーザーAFを採用しており、20〜1メートル間付近で機能しているようだ。そのため、よくあるレンジでの撮影は、レーザーAFとコントラストAFを使い分けて、常時ぬめぬめとフォーカスが合い続ける(AF-Cみたいな感じ)。逆に1センチといった接写時には機能しておらず、コントラストAFになる。タップでフォーカスポイントを決めたほうが早い。

レーザーAFは、カメラアプリの起動で自動的にオンになる。手でふさいでいる場合や、近距離に被写体がある場合に注意が表示される

カメラアプリとしては、シンプルなもので保存サイズとHDR、LEDフラッシュのオン・オフがあるのみ

撮影テストデータ(クリックすると大きな実サイズで表示)

撮影テストデータ。広角気味なので接写時はゆがみやすい(クリックすると大きな実サイズで表示)

 プロを選ぶと、シャッター速度やホワイトバランスを設定することができ、また、RAWでの保存も選択できる。RAWデータは8bitのDNG形式で保存され、カラープロファイルはAdobeRGB、1ファイル23MB前後。HTC 10のパネルはsRGBなので、AdobeRGBパネルを必要とするが、スマホカメラで限界を楽しむのであれば、各階調が豊富で楽しいハズだ。

プロモードになると設定項目が追加される。ホワイトバランス(2300K〜7500K)、露出補正(±3.0EV)、ISO(100〜3200)、シャッター速度(2秒〜1/8000秒)、フォーカス

HTC 10でRAW撮影したデータをPhotoshop CC 2016のCamera Raw Fliterでストレート現像し、sRGBに知覚的変換をしたもの。データ的にみると、シャドウの階調はしっかりと残っている。なお、カラーキャリブレーションを定期的に実行しているsRGB 100%パネルでチェックすることを前提としている。撮影設定は2秒、ISO200、ホワイトバランス2800(クリックすると大きな実サイズで表示)

 マッシヴな雰囲気に、いい感じのカメラ性能なHTC 10。放熱性能も良好。技適マークがどこにプリントされるのか気になるところである。

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※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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