お酒を含めた食事のアドバイスをしてくれるヘルスケアアプリは、これまでなかったということです。
ビール大手キリンがヘルスケアアプリ
キリンがヘルスケアアプリ「KIRIN お酒と食事の健康サポーター」(以下、キリン健サポ)を本日5月26日公開しました。
キリン健サポは、日々の食事やお酒の内容に対して、管理栄養士が監修のアドバイスが受けられるのがメインの機能。iOS/Androidに対応します。
目標が設定でき、日々の体重を記録できます。アドバイスに従って食事やお酒の内容を改善した上で、体重の推移を実感できるのがポイントです。
キリンといったら日本を代表する大手ビールメーカー。なぜキリンがヘルスケアアプリを手掛けるのかというと、健康の増進を目的としたCSV活動の一環。さらに、お酒を扱うメーカーとして、お酒を好きな人たちにより長く健康的にお酒を楽しみ続けて欲しいという思いがあるそうです。
ヘルスケアアプリは多くあれど、お酒を含む食事へのアドバイス機能が充実していてかつ無料というのものは、ほかにはないそう。大手メーカーならではのクオリティといえそうです。
アプリは反響を見ながらリリース後もアップデートする予定ということ。たとえば、食事のデータベース数は約10万件ですが、今後も追加予定。現状機能にないSNSやほかアプリとの連携なども、今後検討していきたいということでした。
実際に使用して16㎏痩せた人も!
トライアルとして実際にキリン健サポを活用してみたところ、約16キログラム減量できたという素晴らしい成果があがった例も。
キリンの社員である竹内淳能さんは、かつていわゆるメタボ予備軍でした。5歳のお子さんから「お父さんかっこ悪い」と言われてダイエットの必要性を感じていた時に、キリン健サポを試してみたということ。
痩せた秘訣は、食事に対するアドバイス。
たとえば、好物のハンバーガーを食べて記録するたびに「野菜が不足している」と指摘されるので、ハンバーガーにはセットでサラダを付けるように。ほかにも、チャーシューメンから野菜がたくさん乗っているタンタンメンに切り替えたり、意識的に食事の内容を変更するようになったということです。
発表会では、竹内さんの以前の食事とキリン健サポでトライアルを終えた後の食事のサンプルが展示されていました。同じ唐揚げをメインにした食事でも、以前は唐揚げがたっぷりでカロリー総量が1食でも2000kcal程度もあったそう。現在は近い内容でも、野菜を増やしたりご飯を減らしたりするなどして、1000kcalに抑えられているということです。
竹内さんはキリン健サポで食事を記録していると、少し食事に野菜を増やすとアプリ内のキャラクターが褒めてくれるので、うれしくなってがんばれたと語っていました。
お酒の記録単位が細かくてスゴイ
食事や飲み物の内容を記録できるアプリはほかにもありますが、酒好きな記者としてうれしいのはお酒の記録の単位が細かいところ。さすがビールメーカー。
たとえばビールであれば単純に“1杯”なのではなく、コップ1杯かタンブラー1杯、中ジョッキか大ジョッキなのか区別して記録できます。
また、前日にさかのぼってお酒の内容を記録できます。飲み会の日はアプリを使うどころじゃなくっても、翌日に記録して反省もできますね。
ダイエットを意識して使うというより、酒量がオーバーじゃないかというところも意識していけますね。毎日お酒を飲む身としては使ってみると前向きに何かが変わるかなと期待が持てました。
「KIRIN お酒と食事の健康サポーター」
iPhone、Android
料金:無料
対応OS:iOS ver8.0以降、Android 4.0以降
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやってます!
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