週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

YAMAP、圏外でも使える登山用地図アプリ

2016年05月17日 07時00分更新

「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。

『YAMAP(ヤマップ)』は登山、アウトドア用の地図アプリだ。スマホのGPSを利用して、携帯電波の届かない山の中でも現在位置が確認できるのが特徴になっている。福岡のベンチャー企業セフリが開発、運営。B DASH CAMP 2015春のピッチアリーナやIBM BlueHubの支援事業への採択などさまざまなスタートアップ、ベンチャーイベントで受賞歴がある注目のサービスだ。

 山の地図数は1300以上と日本の著名な山はほぼ網羅しており、国外の山も増えている。事前に端末に地図をダウンロードして利用が可能。携帯電波の届かない山奥でもGPSを利用して、登山中のルート確認、道を外れていないかなど現在位置がわかることはやはり安心感がある。また登山中の道を記録して、途中のスポットを撮影すると登山、アウトドアの“活動日記”を作成でき、SNS機能でほかのユーザーとも共有できる。

 ほかのユーザーが作成した活動日記は検索できるため、次に行きたいところを検索して、ほかのユーザーのルートをダウンロードして、登山に利用するといったことも可能だ。活動記録にはルートの表示やスポット情報以外にも、そのルートが実際に何時間かかったのかも参考にできるため、事前に確認するのに非常に便利だ。

 そのほかセフリは、登山アウトドア製品のレビューアプリ『YAMAP Gears』や『YAMAP アウトドア保険』もリリースしており、登山アウトドアの新たなプラットフォームとしても展開している。

■関連サイト
YAMAP

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事