週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ADATAの超便利なiPhone/iPad向けLightningカードリーダー

2016年04月25日 11時00分更新

SDカードの動画再生もオッケー

 続いて動画をiPad Air 2で試してみると、mp4やavi、WMV形式を視聴でき、720pクラスなら、SDカードから直接再生するのもオッケーだった。端末ストレージを圧迫する動画はカードに保存しておき、視聴するときに「Lightning Card Reader-Two-Way Transfer」を接続して見るのもありだろう。

再生端末のスペック次第だが、「PowerDrive」でmp4動画を問題なく再生できる

「PowerDrive」は、ミニウィンドウでの再生が行なえるので、ウェブを見ながら、動画を楽しめる

純正のケーブルはすぐに断線するけど
このケーブルはフラットかつ丈夫!

 いろいろなシーンで便利に使えそうな「Lightning Card Reader-Two-Way Transfer」。その品質面に不安はないが、取り返しのつかない大事な思い出などを扱うだけに、ケーブルの耐久性も気になるところ。

 とくにアップル純正Lightningケーブルのコネクター部のケーブルが、使っているうちにコネクターから抜けてしまうのは、よくあること。

 「Lightning Card Reader-Two-Way Transfer」では、曲げや引っ張りを念頭において設計した柔軟性が高いフラットケーブを採用しているとのことなので、ひと安心だが、ここでは実際にケーブルを切断して確認してみた。

アップル純正ではないが、ケーブル皮膜がコネクターから抜けてしまいシールド線がむき出しに。この状態でも充電、データ通信は可能なのだが、曲げると断線してしまうことも

フラットケーブルは、コネクター部に6mm程度差し込まれている。曲げられつつ、簡単に抜けないようになっていると言えるだろう

ケーブル断面。中央の通信用(緑)と思われるケーブルにはシールド線が被さっており、線も2本になっている。また、各線はフラットケーブル本体で、仕切られていたり、太めの線を使っていたりと、こだわりを感じる

メモリー定番ブランドのADATAってどんな会社?

 ADATAは2001年に設立されたメモリーメーカー。PC向けのメモリーからスタートし、今やすっかりおなじみとなっている永久保証をいち早く打ち出したブランドでもある。

ADATAはフラッシュメモリー全般を扱っている

 PC向けメモリーのほか、SSDやUSBメモリーなど、フラッシュメモリー全般を扱っている定番ブランドのひとつで、2015年には、AppleのMFi認証を取得。MacやiPhone/iPad向けとなる「Appleシリーズ」を販売している。

 MacBookでの使用を想定したUSB3.1 Type-CとType-Aコネクターを備えるUSBメモリーやIP68の防水性・防塵性を備える2.5インチモバイルHDDなどもある。

Mac専用の2.5インチモバイルHDD。IP68の防水性・防塵性に、軍用級の耐衝撃性を備える「HD710A」。容量1TBと2TBがある

MacBookとWindows PC間でのデータやり取りに便利なType-CとType-Aコネクターを装備するUSBメモリー

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう